東日本大震災は予見されていた

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 2011年3月11日に起きた東日本大震災を、約一か月前にブログで予見した人物がいるのをご存じでしょうか。
 経営コンサルタントの松原照子さんがその人。松原さんは震災の約一か月前に自身のブログ「幸福への近道」にて、東北地方に地震がくることを詳細な地名に至るまで予見したのです。このブログが話題となって出版された松原さんの著書が、ブログと同じ名前の『幸福への近道』(主婦と生活社/刊)。
 この本に込められた思いとはどのようなものなのでしょうか?
 松原さんにお話をうかがいました。

―松原さんといえば、先日の東日本大震災をブログで予見されたことで有名ですが、どのようにして地震が起こることがわかったのでしょうか。

松原「地震がくるというはっきりした感覚はなかったんです。その日は何となく“地震が起きるのかな、起きたら嫌だな”と思って地図帳を広げたら、パッと開いたページが東北地方の地図でした。開いた途端に“陸前高田”っていう声が聞こえたのですが、私は陸前高田がどこにあるかを知りませんでした。そして、地図を見ていたら“釜石”というところが赤く光ったんです。その少し下を見たら陸前高田がありました。
ブログにはその通りに、陸前高田という声が聞こえたから陸前高田と書きましたし、釜石は赤く光って見えたのでそう書きました。
その後、左手で地図を触ると、指先に揺れる感じが伝わりました。それがどういう感じかはうまく言えないのですが。その感覚に従って、ここも揺れる、ここも揺れるというのをブログに書いて行きました」

―普段からブログではそういった予知について書かれているのですか?

松原「何を書こうとか、この話を知りたいなどと考えてブログを書いているのではないんです。自宅でクラシックを聴いてコーヒーをいただきながら原稿用紙に向かうと(松原氏はブログをまず原稿用紙に書く)自然に書けることもありますし、日によっては不思議な世界の方が来て、その方と会話をしながら書くこともあります。それと、目の前に映像が見えたりもしますね。それは他の人には見えないようなので、どうして見えるのかと言われても説明のしようがないのですが」

―松原さんの著書『幸福への近道』には、松原さんだけに見ることができる“不思議な世界”の人々について書かれている箇所があります。その方々が松原さんに語りかけたことが、後に事実となったという経験にも触れられていますが、その方々が初めて見えた時のことは覚えていますか?

松原「すごく小さい頃のことだったので覚えていないんですよ。子どもの頃から遊び相手は親や周囲の大人しかいないという独特の育ち方だったので、“不思議な世界”の人が実家の日本間に来られて遊んでもらっていたという記憶しかありません」

―本書には、「幸福」をテーマに、悩みとの向き合い方や、人生を生きる力について、松原さんの考えがつづられています。松原さんはどのような気持ちでこの本をお書きになったのでしょうか。

松原「拙い文なので、私の思いがどれだけ伝わるかはわからないのですが、基本は一つです。“縁”という不思議なものが世の中にはあります。縁がないと私の本もブログも読んでもらえません。この本のどの文でもいいから、その方々の心に染みる箇所、心がほっとする箇所があればいいなと思って書きました」

―本書をどんな人に読んでほしいとお考えですか?

松原「特に誰というのはないです。でも、人間幸せな時はいいけれど、心に迷いを持つこともありますよね。そんな時に読んでもらって、心の整理をしてもらえたらいいかなと思います。
今、うつ病になる方が増えていますよね。心の病気になる方というのは、自分との会話で同じことばかり繰り返しお話をされた結果、答えが見つからず、考えるのに疲れて、という方が多いのではないかと思います。そうなると眠る時も芯から眠れず、それによって体も疲れてしまいます。この本の中には「人生力チェックリスト」というものがあります。
それを使って、ご自身の心の整理をしてもらえれば、ちょっとは幸せな人が増えるかなと思いますね」

―松原さんにとって「幸福」とは何ですか?

松原「“今、生きていること”です。今自分が生きていて元気なのが一番幸せだと思います。それと、自分にとって幸せなのは、自分の知り合いや友達、家族がみんな元気でいることですね。
この本にも書きましたが、子どもが欲しい人は子どもができた時幸せです。でも、日がたつと別の思いにとらわれて、その子がどんな学校に行くか、など次の幸福探しを始めてしまうものです。幸福とは、自分の願いがかなうことではありません。思い方、考え方でいつでも感じとれると私は思っています」
(取材・記事/山田洋介)


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