語学教育サービスのベルリッツ・ジャパン(東京都港区、三宅利嘉代表)は、日本能率協会(東京都港区、山口範雄会長)と企業向け研修コースの開発で業務提携を結び、7月から「集中ビジネス英会話講座」を開始する。

 同社の企業向け研修の実績は約3000社にのぼり、北村大輔同社法人営業本部第二営業部部長は、「金融、IT、製薬などの従来から研修ニーズが高かった業種に加えて、流通、小売、サービスといった海外進出が加速している業種からの相談が増えています」と話す。

 同社では、日本企業のグローバル化に伴って従業員の英語によるコミュニケーションの必要性がさらに高まると見込み、日本企業にネットワークを持つ日本能率協会との提携で法人向け事業の拡大を図ることが狙いだ。両社では、研修プログラムの共同開発などを今後進めていく予定。

 7月から開始する講座は、中学英語レベルの単語と文法でビジネスシーンに対応できる英会話力を身に付けることを目標に、1コース2日間で必要なテーマを選択して学ぶ。

 ビジネスコミュニケーションの中心となる「プレゼンテーション(説明)」「ネゴシエーション(交渉)」「ミーティング(会議)」の3テーマでコースを開講し、取引先や関係会社との打合せ、商談、プロジェクト会議など実際の現場を想定したロールプレイを多く取り入れるという。参加料は1人当たり10万5000円(日本能率協会会員は9万4500円)。

 語学教育で成果を上げている企業の共通点として、北村同社部長は、「経営トップが外部の情報に敏感で、社外にある教育ノウハウや情報を活用することに長けている」と指摘する。また、「従業員が学んだことを活かせるような異動や抜擢を行うなど、従業員の学ぶモチベーションを高める人事施策との連携が欠かせません」と強調している。

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