「エリック・ラメラは、すでに80パーセント、ローマの選手だ」。リーベルプレートのディレクターは、取引の成立が近いことを認めている。アルゼンチン『クラリン』が伝えた。同ディレクターは、「80パーセントは移籍が完了済みだ。これから問題が生じるとは思っていない」と語り、ラメラのローマ行きを確信している。移籍金は1200万ユーロ(約14億円)程度になる見込み。リーベルプレートは取引を終えるため、ダニエル・クレスポ弁護士をヨーロッパへ送り込む。7日にも取引完了となるかもしれない。ローマのワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)は、リーベルプレートとのわずかな条件面の差を埋めるため、全力を尽くすことになる。両クラブはすでに大筋で合意に達しており、選手本人には5年契約を用意しているようだ。

アルゼンチンメディアによると、ラメラはすでにイタリア行きの飛行機に乗り込んだ模様。ブエノスアイレスからミラノへ向かう便に乗っているとのことだ。父親のゴンサロ・パス氏も同行している模様で、ラメラ移籍に関わる人物がローマに集結し始めている。

ローマのライバルであるラツィオは、パナシナイコスからフランス人FWジブリル・シセを獲得することになるようだ。残すは正式発表を待つだけという状況だとみられる。一方で、FWセルジョ・フロッカリの退団は間違いないようだ。クラウディオ・ロティート会長は『ラジオ・キス・キス』に対して、「我々は、このチームに満足できる人間だけでいい。フロッカリは売りに出されている」と認めた。