「第一志望の会社に入れた」今年の新入社員は約半数――こんな結果が日本生産性本部と日本経済青年協議会の「働くことの意識調査」でわかった。入社した会社で定年まで勤めたいと回答した割合は過去最高の水準となっている。

 調査によると、「第一志望の会社に入れた」と回答した今年の新入社員は56.6%で、昨年の55.2%とほぼ同じ水準となった。一昨年の62.3%に比べると、不況で新卒採用枠が絞られた影響もあり、2年連続でやや厳しい結果となった。

 就職先の企業を選ぶ基準では、「自分の能力、個性が活かせるから」(36.8%)、「仕事がおもしろいから」(26.8%)が他の項目を引き離して多くなっている。調査開始当初(1971年)に最も多かった「会社の将来性」(1971年は27%)は2年連続で10%以下となり、今年は7.7%まで減少した。

 入社した会社で「定年まで勤めたい」新入社員は33.5%で過去最高の水準となり、「状況次第で変わる」(30.6%)を初めて上回った。

 調査は、今年度の新入社員2154人(42社)から回答を得た。回答者のうち、4年制大学卒・大学院卒が72.4%、従業員1000人以上の大企業が81.2%を占めている。

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