メンズファッション専門店「洋服の青山」を運営する青山商事が、7月6日に100%子会社globを設立し、「丸源ラーメン」や「焼肉きんぐ」などを展開する物語コーポレーションとフランチャイズ(FC)契約を締結すると発表した。駐車場等の余剰地でラーメン店や焼き肉店を運営するなど店舗の複合化を加速し、集客力の強化を狙う。

「洋服の青山」がラーメン・焼き肉店運営の画像を拡大

 青山商事は「洋服の青山」の出店戦略の一環として、店舗敷地内の余剰地の有効活用を目的に飲食店やコンビニエンスストアなどを誘致し、店舗の複合化を進めている。今後さらに複合化のスピードを上げるため、飲食事業を展開する同社100%出資の連結子会社globを設立。 焼肉、ラーメン及びお好み焼レストランチェーンを運営する物語コーポレーションとフランチャイズ契約を締結することが決定した。

 郊外を中心に「丸源ラーメン」「焼肉きんぐ」「お好み焼本舗」などを展開する物語コーポレーションについて青山商事は、店舗開発や立地戦略のノウハウに共通性がある上に来店客のピーク時間帯が「洋服の青山」とは異なっていることから、今後大型敷地内において複合出店する場合に駐車場の稼動効率が良い業態であると考えている。外食FC事業をスタートする子会社globは、物語コーポレーションが持つ店舗運営のノウハウを効率良く受け継ぐことができるよう、青山商事が同社に賃貸していた「焼肉きんぐ」福岡千早店を譲り受け、8月1日より事業運営を開始。初年度は5〜6店の運営を計画している。

 なお、青山商事グループは「洋服の青山」「THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)」をはじめとする紳士服事業を軸に、カジュアルショップ「CALAJA(キャラジャ)」、雑貨販売事業「ダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZA」など新業態を積極的に展開。2012年春には住金物産との合弁会社イーグルリテイリングにおいて米カジュアルブランド「American Eagle Outfitters(アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ)」の日本1号店をオープンし、その後も都内を中心に多店舗展開が計画されている。