アルバイト・パートが辞める理由は、「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」が2年連続で最も多い回答だった−−インテリジェンスが運営する求人情サービス「an」は、アルバイト・パートでの仕事に関する意識調査を実施し、とりまとめて発表した。

 調査で、過去1年間にアルバイト・パートなどの非正規雇用に就業し、辞めた経験のある人に辞めた理由について聞いた(複数回答)ところ、「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」が12.5%で最多となった。
 
 次いで「長い期間働ける仕事でないから」(10.0%)、「楽でない・疲れる仕事だから」(7.8%)と続いている。
 
 昨年の結果と比較すると、「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」は、昨年の23.1%から12.5%へ10.6ポイントに大幅に減少している。

 回答者一人当たりの平均選択項目数は、2007年「2.1件」、2008年「2.3件」、2009年「2.2件」と2件以上であったのに対し、 2010年は1.6件に減少。これらのことから、従来は複数の理由が重ならなければ辞めるに至らなかった求職者が、一つでも仕事に不満があると他の仕事に移ってしまう傾向が強まっている。

 こうした動向について、奥山真「an」編集長は「2008年のリーマンショック以降、賃金、求人数ともに減少していたアルバイト市場だが、2010年以降、雇用の回復とともに、賃金面や従業員数の少なさなどへの不満が解決されてきたことが背景のようです。一方、求人数が増加したことで、これまで待遇や仕事内容に不満を感じていた人が、ちょっとした不満をもとに待遇改善ややりがいを求めて他の仕事に移る動きも増えています。普段からこまめに従業員とのコミュニケーションをとり、働きやすい環境づくりに努めることが、より良い人材の確保のためはもちろん、既存の従業員が長期的に働くうえで、重要なポイントとなるでしょう」と話している。

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