2010年8月、テレビ番組「魔女たちの22時」で、自身が男性であることをカミングアウトしたモデルの佐藤かよ。そんな彼女の初フォトエッセイ集『Re-born』(1470円/講談社)が、6月23日に発売されました。

 ページをめくると、白とピンクのシフォン布の中で裸体を丸めている彼女の姿。次第に上体を起こしていく様子は、まるで卵からかえる雛のよう。

 「この一冊を通して、私が伝えたかったことは、あきらめなければ新しい道が開ける、生まれてきたことには必ず意味がある、そして、生まれもった個性にルールなんてないんだという3つのこと」 


 子どもの頃からずっと自分は女の子だと信じていた佐藤かよ。
 「人形がほしい」「髪の毛を伸ばしたい」など、女の子らしいことを言うたびに周囲から異端視され、小学校の黒いランドセルや中学校の学ランが、「自分は男だ」と宣言しているようにも思えたといいます。15歳でホルモン注射をはじめ、次第に学校には行かなくなり......。 
 「生物学的な性別」と「内面的な性別」、これらのギャップに苦しんでいた彼女を支えたのは多くの友人。フォトエッセイでは、いつも味方になってくれた母親をはじめ、影で支えてくれる兄や多くの友人たちに向けた感謝の気持ちを綴っています。

 「佐藤かよは男だ」という、所属事務所へのメールをきっかけに、テレビでのカミングアウトに至った去年の夏から約1年。「次の目標は、海外進出! 具体的なプランはまだないけれど、日本以外にも私のステージを探したい」という彼女が、どんな道を歩んで行くのか。目を離すことができません。



『「男性として生まれた」告白から約1年〜佐藤かよ、初フォトエッセイ集でセミヌードを披露』
 著者:
 出版社:講談社
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