7月2日(土・現地時間)米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでは、UFC132 Cruz vs Faberが開催された。

UFC史上初となるバンタム級世界戦=ドミニク・クルーズ×ユライア・フェイバーがメインを飾った同大会は、メインの前にも、ヴァンダレイ・シウバ×クリス・レーベン、ティト・オーティズ×ライアン・ベイダー、そして、日本から参戦した水垣偉弥が元WECバンタム級王者ブライアン・ボーウルズと激突するなど見所に溢れた。

そのメインは、グローブを合わせずに背を向けたドミニクが厳しい表情でユライアを睨みつけて幕を開ける。変幻自在にスイッチを繰り返し、前後左右にステップを踏むドミニクだが、ユライアは距離を潰すように右のパンチをヒットさせると、攻勢に初回を終えた。

2R以降もノンストップで動き続ける両者。ドミニクはダウンこそ奪えないものの、2R&3Rで的確に打撃をヒットさせ、手数で上回り、テイクダウンにも成功。ユライアも、4Rにはクリーンダウンではないものの再びダウンを奪い、ドミニクのテイクダウンにも立ち上がり続けた。

判定の結果、ジャッジの裁定は50-45、49-46、48-47でドミニクに。直後にヒザをついたドミニクは、目に涙を浮かべて「サポートしてくれたファンに感謝したい。ユライアはパンチも速く、ニータップも切られた。神に感謝したい」と笑顔で話した。

セミファイナルのシウバ×レーベンは、立ち上がりから両の拳を振るって前に出るシウバに対し、レーベンは左フックで応戦。この一撃でシウバの動きを止めたレーベンは、首相撲にきたシウバにショートアッパーを連打してダウンを奪うと、ニアバックから側頭部にパンチを叩き込み完勝。衰勢のシウバは僅か27秒で敗退する結果となった。

また、“負けたら引退”の危機にあったティトは、ベイダーに対し、低い姿勢でタックルに入るようなフェイントから右を放ってダウンを奪うと、ギロチンで背水を覆す見事な一本勝ち。さらに、Facebookファイトの最後に登場した水垣は、ボーウルズを相手に初回を五分の戦いで終えるも、2R、ローキックを掴まれたところに右ストレートを被弾。3Rにも、ボーウルズのタックルにテイクダウンを許し、裁定では、二人が30-27、一人が29-28を付ける判定負け。水垣はUFC 2連勝を阻まれ、WEC参戦時も含めた北米メジャー勝ち越しはならなかった。
全試合結果&詳細はコチラ

UFC132 Cruz vs Faber 全試合結果&レポートup!!
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