もはや疑いはない。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、ナポリの公式ラジオである『ラジオ・マルテ』の中で、インテルFWゴラン・パンデフの獲得を望んでいることを認めた。同会長は「パンデフのことはすごく好きだ。(ワルテル・)マッツァーリ監督も好きだと思う。だが、(獲得は)インテル次第だ。彼らが半分のサラリーを払わなければいけない」と話している。パンデフの代理人は前日、ナポリからの関心を明かしていた。

また、トリノDFアンジェロ・オグボンナがナポリ移籍を望んでいる。同選手の代理人であるカルロ・パッラヴィチーノ氏は、『ラジオCRC』の中で、「彼は経験を積んで、ナポリのような重要なところでプレーする準備ができていることを示した。彼は飛躍するときを迎えたと思う」と語った。

一方、パレルモのセアン・ソリアーノSD(スポーツディレクター)は『ラジオCRC』の中で、「ナポリがパストーレに対してオファーを提示したことはない」とコメントしている。また、ローマDFニコラス・ブルディッソは、『ロマニスタ』のインタビューで、「彼はウチに来たいと言っていた」と語った。ブルディッソは次のように続けている。

「ハビエルは本当にスーパーな選手だ。彼と話をしたけど、よろこんでローマに来たいと言っていたよ。でも、彼だけで決まることじゃない。(パレルモのマウリツィオ・)ザンパリーニ会長は、少なくとも今のところ、5000万ユーロ(約58億7000万円)が欲しいと言っている。金額について僕からは言えないけど、ハビエルが本当に強い選手というのは本当だ」

「彼はチームの顔を変えられる選手だ。メンタリティーもしっかりしているからね。彼はまだまだ成長できる。すごく謙虚だし、本当にやるべきことがまだたくさんあるんだよ。イタリアサッカーにもすごくうまく適応したし、期待ができる、ウチでうまくやれるはずの選手だ」

なお、ザンパリーニ会長はキエーヴォDFアンドレア・マントヴァーニを獲得したことを明らかにしている。

「マントヴァーニはウチの選手だ。近いうちに契約書にサインをかわすだろう。もはやキエーヴォとは合意に達した。あとはトレード要員としてジャンニ・ムナーリを含めるかどうかだ。選手の希望次第だね。彼がキエーヴォへの移籍を受け入れるなら、我々は手放すよ」

トレードなしでパレルモがマントヴァーニを獲得した場合、移籍金は約250万ユーロ(約2億9000万円)と見られている。