30歳以降の英語習得に欠かせない“2大原則”

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 語学を勉強し始めるとき、若ければ若いほど覚えが早いというのが一般的です。
 ところが、グローバル化が叫ばれて以来、英語の需要は増すばかり。すでに安定した仕事についているビジネスパーソンにも、いつ英語が必要になるか分からない時代となりました。

 でも、30歳からの英語習得…結構大変じゃないですか?

 現在、外資系企業に勤めている水谷弘隆さんは、30歳を過ぎてから英語に本気で取り組み、44歳の現在はTOEIC920点を獲得するほどの英語力の持ち主となったそうです。そんな水谷さんは『今からでも<余裕で>間に合う 30歳からの英語マル得勉強法』(明日香出版社/刊)で、30歳を過ぎてからのビジネス英語マスター法を語り尽くしています。

 30歳になるまでに取得していた語学系の資格は、中学校のときに合格した英語検定4級と、就職直後に受けさせられたTOEICだけ。しかも、TOEICの出来について、「300点台がいいところだった」と水谷さんは回想します。
 そんな水谷さんの転機は30歳のとき。結婚を機に、自らのキャリアを見直します。そして、キャリアアップのために選んだのが「英語」であり、TOEICでした。

 水谷さんは英語を勉強しようと決めたその日から、次のようなルールを自分に強いて、目標に取り掛かったそうです。

○原則1 一度にひとつのことしかやらない
 自分はそのことに集中しているつもりでも、実は他のことが気になってそちらに時間を割いてしまったり、集中力をすぐに切らして別のことをしてしまっていたりすること、多くないでしょうか。水谷さんは他のことが目に入らなくなるぐらい、目標への思い入れを持って英語にのめりこまないと、苦手意識を克服することは難しいといいます。
 しかし、いつも集中していると、自分も周囲も疲れてくるでしょう。水谷さんは、他のことを全て忘れてそれに打ち込む「集中期」と、好奇心のおもむくままに行動を広げる「拡散期」のサイクルを回すことを意識しており、集中するだけでなく、新しい目標を探したり、可能性を広げたりすることも行っているそうです。

○原則2 2〜3年を費やす覚悟でとり組む
 語学の習得度合いは、かけた時間と密度に比例すると水谷さんは言います。
 苦手意識を乗り越え、新しい能力を獲得するのであれば、短期間で楽にゴールに至る近道はありません。水谷さん曰く、英語ならば、2年から3年は覚悟したほうがよいそう。とはいっても、習慣化してしまえば楽しくなるもので、自分の英語力が伸びていくプロセスにちょっとした驚きを感じるでしょう。

 この原則は英語習得に限ったものではありません。
 2、3年ずつひとつの分野に集中して取り組んでいくことで、一定レベルのスキルをひとつずつ新しい武器としてプラスしていくことができるはずです。

 また、本書は自身の経験を交えながら、どのように英語を習得していったかが書かれています。例えばテレビは勉強の上では毒ですが、観る番組をケーブルテレビで放送されているBBCやCNN、FOXなど、全部英語の番組にしてしまえば楽しく学習することが出来るでしょう。

 なんとなく英語を勉強している人は、自分を改め、時にはストイックに英語に打ち込んでみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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