レアル・マドリード、今夏4人目の補強はジダンも称賛する18歳の“ブラン2世”

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 レアル・マドリードが、ランスに所属するフランス人DFラファエル・ヴァランの獲得を発表した。

 18歳のヴァランは昨シーズン、プロ1年目ながらリーグ戦23試合に出場し、シーズン終盤にはキャプテンマークを巻くなどハイパフォーマンスを披露したフランス期待の若手プレーヤー。元フランス代表で現在レアル・マドリードのクラブ幹部を務めるジネディーヌ・ジダン氏は、「彼のプレーは、(ローラン)ブランを思い起こさせる」とフランスの黄金期を支えたセンターバックである現フランス代表監督の名前を挙げて、彼を称賛している。

 レアル・マドリードもHP上で、「次代を代表する若きセンターバック」との見出しで同選手の獲得を紹介し、「191センチの高身長は制空権を支配するものであり、DFだけでなく中盤の底でプレーすることも可能。シーズンを通してわずか2枚の警告とエレガンスさを持ち合わせ、スピード、守備予測、ボールコントロール技術も兼ね備えている」と評価している。

 レアル・マドリードは今夏、ドルトムントからヌリ・シャヒン、バイエルンからハミト・アルティントップ、エスパニョールからホセ・カジェホンを獲得しており、ヴァランが4人目の補強となっている。

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