どこでも通じる仕事の“3つの原則”

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 入社1年目、転職1年目、異動の着任1日目。
 初めての仕事、慣れない環境に戸惑うこともあるはずだ。しかし、どんな些細な仕事でも最初に頼まれた仕事ができるか、できないかで、あなたの最初の評価が決まってしまう。
 社会人としての勝負所は「1年目」にあるのだ。

 『入社1年目の教科書』(ダイヤモンド社/刊)は、仕事への取り組み方や考え方の指針を教えてくれる一冊だが、入社1年目の新人だけでなく、若手、ベテランにとっても示唆を与えてくれる。

 著者である岩瀬大輔氏は、1976年生まれで、東京大学在学中に司法試験に合格。大学卒業後、ボストン・コンサルティング・グループに就職し、その後数社を経て、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAプログラムを習得するために米国に留学。帰国後、ライフネット生命保険設立に参画し、現在は副社長として活躍している。

 華々しい経歴を持つ岩瀬氏。そんな彼が仕事において大事にしていることは、まったく特別なことではない。社会人として基本的なことなのだ。
 岩瀬氏が、組織が変わっても仕事に取り組む際に大切にしている3つの原則がある。

1、頼まれたことは、必ずやりきる。
2、50点で構わないから早く出せ。
3、つまらない仕事はない。


 どんな仕事にも当てはまるこの3つの原則を守っているという。

 また、この3つの原則のほかに、50の仕事のやり方がこの本では紹介されている。
 例えば、入社までにエクセルやパワーポイントを覚えておきたいと思い、入門書を買い求めて、漠然と勉強することでスキルを高めようとする。しかし、これはあまり意味のないこと。実際にビジネスの現場で役立つ学びを得ることが重要なのだ。
 エクセルやパワーポイントを入門書で漠然と勉強するのは、言い換えれば、世界史全体を勉強するようなもの。歴史の中の一部分に絞って、例えば「塩の歴史」について深く掘り下げて勉強すれば、連鎖的に金融史、経済史、貿易史まで学ぶことができる。今、取り組んでいる仕事の完成度を高めるために必要なことを勉強するのが、社会人にとっての勉強の仕方といえる。

 メールは24時間以内に返信しているか?
 朝のあいさつはハキハキと元気よくできているか?

 社会人として当たり前のことができているか。日常のことだけに、いい加減になってしまっていることもあるのではないだろうか。日常の基本的なことを1つ1つ意識的に実行していけば、数年後、大きな飛躍につながるはずだ。
(新刊JP編集部/田中規裕)



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