ミランとインテルで指揮を執ったレオナルド監督は、ディレクター職に就くため、パリ・サンジェルマンで新たな挑戦をすることになる。過去にミランでキャプテンを務め、レオナルド監督とともにプレーした経験もあるパオロ・マルディーニ氏は、元チームメートの決断について、『スカイ・スポーツ24』で次のように話した。

「レオナルドがパリへ? それは前から私に話していたことだよ。結構前から考えていたことだ。彼が監督をしたことを後悔している? そうは思わない。彼は私に、素晴らしい2つの冒険をしたと言っていた。ミランのベンチもそうだし、インテルを率いたときもそうだ。これは一つの経験だと思う。そして、これからのディレクターとしてのキャリアで生きるものになるだろう」

また、インテルがレオナルド監督の後任としてジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督を迎えることについても触れた。

「良いと思うね。彼が率いていたジェノアのサッカーは、スーパーだった。そして、今は異なる特徴を持ったチームを指揮することになる。イタリアでポジティブな経験を積んできた監督で、成功を収められる選択だと思うよ」

マッシミリアーノ・アッレグリ監督率いるミランと、ガスペリーニ監督率いるインテル。どちらが先にセリエA20回優勝に到達するかと問われると、マルディーニ氏は次のように話している。

「このレースはミランが有利だと思う。メルカートで良い補強をして、強いチームがあるからね。そして、アッレグリは素晴らしい監督だ。それはすでに証明されているよ。カカー? ミラン復帰は厳しいと思う」