マイコンと同じクルゼイロで育ったジョナタンは、その後継者となり得る存在だ。彼は、過去にミランのターゲットになっていたことを明かした。しかし、そのときはEU圏外枠の関係で獲得することができなかったそうだ。しかし、現在のインテル加入に問題はない。サントスでガンソやネイマールとともにチャンピオンになった彼は、すでにイタリアの市民権を得た。

彼の妻と5歳の娘は、イタリアの市民権を有している。そのため、夫であるジョナタンも、自動的に市民権を取得した。ジョナタンは「ラウラの祖先はイタリア人なんだ。僕とファミリーの絆は深い。休みの日はビーチに行くよ。外食もだね。グリル系が好きだけど、パスタも好きだよ」と話した。

インテルのことは、まだ話したくないようだ。「そのことは代理人のタディッチに任している。僕は何にもサインしていない。サントスとの間に問題をつくりたくないんだ」と述べている。

ジョナタンは170センチメートル、78キログラムの右サイドバック。マイコンと比較されることが多い。本人は、「多くの人が彼と僕が似ていると言うね。彼のことをたくさん知っているわけじゃない。世代が違うからね。クルゼイロでは、一緒にプレーしたことがないんだ。ただ、ミニゲームで対戦したことはある。マイコンがトップチームで、僕がユースチームだった」と話した。

2010年12月、ミランはブラジルで才能を探していた。当時のことについてジョナタンは、「インターネットでミランの人がクルゼイロ対コリンチャンスの試合を見に来ていたというのを見たよ。それから、僕を獲得できなかったという話を知った。EU圏外枠がなかったみたいだね」と明かしている。