名門リバープレートが2部降格…クラブ創設110年で初の悲劇
 26日にアルゼンチン1部リーグの残留・昇格プレーオフ第2戦が行われ、リバープレートはホームでベルグラーノと対戦し1−1の引き分け。2戦合計スコア1−3で敗退が決定し、1901年のクラブ創設以来、初めて2部に降格することになった。

 第1戦を0−2で落としていたリバープレートは、5分に先制点を奪い幸先の良いスタートを切るものの、62分に同点に追いつかれてしまう。これで逆転にはあと3点が必要となってしまったリバープレートは、PKを止められてしまうなど追加点を奪うことができず。試合終了間際には一部のファンが暴動を起こし始めたため、残り1分のところで試合終了となった。

 試合後には警官隊とサポーターが衝突する場面も見られ、騒ぎを鎮めるために放水や催涙ガスが用いられた。

 リバープレートは1901年に創設し、33度のリーグ優勝を誇る南米屈指の名門クラブ。2部に降格するのは110年の歴史で初の出来事になる。

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