ジュリアーノ・マッツォーリ来日、世界初のタコメーター型ウォッチ披露

写真拡大

 イタリア・フィレンツェを拠点とするデザイナーGiuliano Mazzuoli(ジュリアーノ・マッツォーリ)氏が来日し、6月22日夜に都内で新作の機械式ウォッチ「Contagiri(コンタジーリ)」を披露した。イタリア語で「タコメーター(=回転計)」の意味を持つ名のごとく、1本の針が文字盤を270度の振幅で行き来するという特殊なムーブメントを搭載。レーサー経験のあるデザイナーならではの発想と、熟練の職人による卓越した技術が融合した逸品だ。

ジュリアーノマッツォーリ新作ウォッチの画像をもっと見る

 圧力計からインスピレーションを得た「GIULIANO MAZZUOLI」の代表作「Manometro(マノメトロ)」に続き、6年間をかけて新作ウォッチ「コンタジーリ」が開発された。270度の扇型に並んだ数字の上を1本の針が運針し、12時間が経過すると針が瞬時にゼロの目盛りまで逆戻りするという特殊構造が最大の特徴。ゼンマイを巻き上げたり時刻を合わせるためのサイドレバーは車のギアチェンジを模して備えられており、モータースポーツに対するジュリアーノ氏の情熱が細部まで息づいている。都内で開催された新作発表会にて「時計というよりも、ライフスタイルを付けている感覚だ」と語った同氏。レースドライバーの経験から、アルファロメオ限定車のオーナーにのみ与えられる特別ウォッチも制作している。新作について「ぜひ、車が好きな方につけていただきたい」と話した同氏だが、旧知の仲だった俳優の故ポール・ニューマンの事に触れると、「本当は彼に一番初めにつけてもらいたかったね」と思い偲んだ。

 「GIULIANO MAZZUOLI」は、ヨーロッパ、アメリカに次ぐ地域として日本へ進出。「日本人はブランドの事をよく分かっているし、他人と違うものを身につけたいというヨーロッパ的な感性を持っている。」と捉え、アジア各国の中でも日本が最も重要なマーケットと位置づけているという。新作「コンタジーリ」の価格は168万円(税込)。モデルチェンジをした「マノメトロ」を含め、2011年に日本で本格販売が予定されている。