韓国が北の極秘資料を公開 / 人肉事件や麻薬犯罪、罪にならない殺人まで

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先ごろ、ぞっとするような北朝鮮の極秘資料を韓国が公開した。この資料は、北朝鮮の警察庁に当たる人民保安省(現在の人民保安部)が発刊したものとみられており、脱北者の救出活動を展開する韓国のキリスト教団体が得た情報だという。脱北者の口から語られた真実であり、北朝鮮の恐ろしい内情がみてとれるのだ。

この資料には刑法や民法、刑事訴訟法などと関連した700件以上の事件を例に挙げ、犯罪者の処罰について説明している。取り上げられているものは、厳しい食糧難に関する犯罪が最も多いようだ。前書きには「本書は初めて出版されるもので、人民保安事業務の過程で実際に起こった事件に基づいている」と記載。脱北者の証言により得られた具体的な事例を取り上げられているのだ。

まず、深刻な食糧難に喘ぐ住民が起こした事件として「人肉事件」が実在したとしている。労働災害で体が不自由となり、警備員として働いていた男性が飢えに耐え切れなくなり、同僚を斧で殺害。その後、遺体の一部を食べて、食べ残った部位を市場で「羊肉」として販売していたという。この男の行為は後に発覚し、摘発された。

また「精神病には、人の脳みそが効く」との噂が流れ、入手に成功した人物がいる。しかし実際には「人の脳みそ」ではなく「犬の脳みそ」が正しかったとのことで、間違った噂を鵜呑みにしたことで恐ろしい事件が起きてしまったのだ。

一方、北朝鮮では、麻薬問題も年々深刻化している。大学の教員が麻薬の原料を購入し、自宅で「アイス」と呼ばれる覚せい剤500グラムを製造し販売。また、8000ドル(約65万円)で買い取った麻薬1キログラムを国境地帯で1万2000ドルで販売し、大儲けしたという。教員が麻薬に手を染め、これらを売ることで生計をたてなければ、生きていくことができないという悲しい現状である。

その他、北朝鮮には「罪にならない殺人」がある。障害をもつ3人の子どもを産んだ女性が、4人目の子どもにも障害あることを知り、飢死させたという事件だ。しかし資料によると「不純な目的のない乳児殺人は、社会的な危険性がないため、刑事処罰の対象にはならない」と説明している。

今回、公開された資料で明かされた事実は、グロテスクなものから怪情報など、背筋がぞっとするようなものばかり。しかし、まだまだ口外されていない事件が、北朝鮮にはあふれているのではないだろうか……。

参照元:KONAS net(韓国語)

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