仕事の期日を守るための2つの方法

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 自分の仕事のタスクを上手く消化していくためには、優先順位をつけて確実にこなしていくことが大切です。
 しかし、そのことをじゅうぶん頭で理解していても、結局消化できずに積み重なっていく仕事のタスク。その日〆切だった仕事に手をつけられないまま日が暮れていき、深夜まで残業…という毎日を送っている人もいるのではないでしょうか。

 本来ならば〆切を過ぎてしまうことは言語道断のこと。しかし、他の仕事が重ってくると、どうしてもそちらに気を回せなくなってしまいます。
 仕事の期日を守るためにはどうすればいいのでしょう。
 『仕事ができる人の「段取り」の技術』(西野浩輝/著、東洋経済新報社/刊)から、期日を守るための、仕事の段取り術を2つ紹介します。

◆最悪の事態を想定して仕事をする
 まず、1つ目は「バッド・イメージング法」です。
 もしこのまま、仕事を放置してしまったとしたら、どのようなことになるのか。その最悪の事態をイメージするのです。最悪の事態を具体的に考えることによって、誰にどれだけ迷惑をかけてしまうのかが想像できます。
 そして、自分で自分を追い込んでいき、「いますぐ仕事に取り掛かって、最悪の事態を回避しよう」と奮い立たせるのです。西野さんは、仕事をするときに一番エネルギーがいるのは「スタートするとき」であるといい、この「バッド・イメージング法」でスタートすれば、あとは意外にスイスイと仕事を進められると主張します。

◆上司に宣言「この日までにやるんでチェックを!」
 2つ目の手法は「他人活用法」です。
 これは、他人との約束を期限として活用し、他人に期日をチェックしてもらうというものです。
 例えば、上司など目上の人にアポイントをとって、「そのときまでに○○を必ず仕上げてきますので、それについてアドバイスをください」と明確に宣言してしまいます。そして、「このアポイントは重要である」という認識を双方で共有することにより、その仕事の重要度を上げるのです。

 期日をしっかりと守る西野さんは普段、周囲から「自律心が強い」と思われているそうですが、本人曰く「むしろルーズ」。
 だからこそ、期日を守るよう、意識的に努力してきたと言います。

 仕事は早め早めに終わらせていったほうが良いのは間違いありません。
 前倒しで仕事をし、期限を守る人と思われるようになれば、信頼度も増していきます。仕事の期日がなかなか守れてなくて、愛想つかされ気味かも…という人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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