ポルトのアンドレ・ヴィラス・ボアス監督がクラブを離れることになり、これでチェルシー監督就任の道が開かれたと、通信社Lusaが21日に報じた。

クラブに近い関係者の話によると、ヴィラス・ボアスは、1500万ユーロ(約17億3000万円)の違約金を払って契約を解除すると、ファックスにてポルトに伝えたという。クラブはまだこれについてコメントをしていない。

これにより自由の身になるヴィラス・ボアス監督は、報じられているように、解任されたカルロ・アンチェロッティ監督の後任を探しているチェルシーの監督へ転身する可能性が高くなった。

チェルシー時代にジョゼ・モウリーニョ監督のアシスタントを務めた33歳のヴィラス・ボアスは、ポルトを率いて1年目の昨季にリーグ、カップ、そしてヨーロッパリーグの三冠にチームを導き、多くのビッグクラブが招聘を目指している。