通勤通学でトマソンに出会う 〜JR神奈川県編〜

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 梅雨入りして雨続き、休みの日に出歩こうにもいつ雨が降り出すんだろう、というような曇天だったりするとなかなかあてどもなくみちくさしよう、という気分にはならないものですね。 雨の中傘をさして、カメラを持って、何か面白いものはないだろうかとそぞろ歩く、というのはなかなかに億劫なものです。カメラが水に濡れたりレンズに水滴がついたりしてしまうのも困りもの。

 こんな時期にぴったりなのが、通勤や通学の途中で何か面白い物はないだろうか、という作業。みちくさではないのだけれども、日常風景の中に少し変わった物を見つける、という作業は祝日がない上に梅雨入りしている6月にはお手軽でいい気分転換になるのではないでしょうか。

 そんな都合の良い話があるのか?これが実はあるのです。電車の駅やホーム、車中から見える風景の中には意外や意外、トマソンがかなり多くあるのです。

 最初にご紹介するのはJR南武線の宿河原駅。具体的には下りホーム最後方。そこには見事な高所ドアがあります。 
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 上りと下りのホームがずれているため、上りホーム側から確認するのは至難の業なのですが、下りホームからはそれこそ目の前に、高所ドアが2枚あるのが見えます。
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 シンメトリーとなっていて非常に美しい物件ですが、何より不思議なのはかつてこの高所ドアへの昇降階段があった痕跡もなく、何故ここにドアが作られたのかが全く分からない事です。
 
 南武線で立川方面に向かわれる際には、是非ご覧頂きたい秀逸なトマソンです。上り方面にご乗車の際は目をじっと凝らしてみて下さい。不思議な2枚のドアが満員電車の苦痛を和らげてくれます。
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 二件目のトマソンはJR京浜東北線/横浜線の東神奈川駅。ここのホームには地味ながらもトマソンの集合体があります。

 場所は上りホームのやはり後方。駅長室という表示があります。この建物にそって設置されている自販機の裏には無用庇トマソンがあります。
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 建物側面にまわってみると、堂々たるぬりかべトマソン。なんて見事にのっぺりしているのでしょう。本来なら窓や出入り口だったのに、問答無用と言わんばかりに塞がれてしまっています。こんなに塞ぐのなら最初から開けなければよかったのに!人生とトマソンは不条理に満ち溢れているのですね。
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 乗客数でいくとあまりここを使う人はいないのでしょうが、今回敢えて紹介するのがJR鶴見線。海芝浦で工場を眺めたり、様々な支線を乗り潰したり、はたまた国道駅でレトロな駅舎に鼻息荒くしてみたり、南関東のJR各線の中で電車自体を気軽に「みちくさ」という用途に使う上では非常に重要な路線です。

 無人駅が多いのですが、比例しているかのようにトマソンも多いです。

 まずは安善駅。ホームの真正面に見える駅舎には無用庇とぬりかべが連なって存在しています。

 しかも昼間なら滅多に閉まらない踏切の上から、はたまたホームから、イヤというほどにトマソン鑑賞が出来ます。この駅舎を買い取ってしまいたくなるくらいに素敵。
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 続いて鶴見小野駅。こちらもホームから駅舎を眺めるとぬりかべぬりかべまたぬりかべ。トマソン中心で考えると相当にダイナミックな建物です。壁一面にトマソンが展開される風景、ナイスったらありゃしないのです。

 今回の物件、駅のホームから見つける事が出来るトマソンとしてはほんの一例です。前述したとおり、ホームだけでなく駅舎や駅構内などを騙されたと思ってあちこち見回してみて下さい。意外にあるものですよ、トマソン。
 
 そして誰も目に留めないものを「あ、トマソンだ」と認識して見つける事が出来るのはこの記事を読んでくれたトマソニアンだけなのです。


今回ご紹介したトマソンの詳細

(1)宿河原駅・・・宿河原駅高所ドアトマソン
(2)東神奈川駅・・・34番ホーム駅長事務室ぬりかべトマソン
(3)安善駅・・・安善駅ぬりかべ+無用庇トマソン
(4)鶴見小野駅・・・鶴見小野駅ぬりかべトマソン連




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