ローマがボローニャGKエミリアーノ・ヴィヴィアーノの了承を取りつけた。選手本人のOKを手にしたことで、ローマはヴィヴィアーノの共同保有権を持つボローニャとインテルが合意すること、あるいは入札で決着がつくことを待っている状態だ。

ボローニャの幹部が20日、ローマのワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)と会談する予定で、ボローニャMFガストン・ラミレスについても話されると見られている。英メディアによれば、ローマはさらに、アーセナルDFガエル・クリシの獲得に向け、800万ユーロ(約9億2000万円)のオファーを準備しているという。

そのほか、サバティーニSDはバルセロナFWボージャン・クルキッチ獲得のため、バルセロナへ向かうだろう。また、アルゼンチンも訪れる予定で、獲得を望んでいる選手は、以前から名前が挙がっているベレス・サレスフィエルドMFリッキー・アルバレスとリバープレートMFエリック・ラメラだ。後者にはナポリも強い関心を抱いている。

一方、ジェノアは19日、以前から内定していたアルベルト・マレザーニ監督の就任を正式発表した。同監督はボローニャと1年契約を結んでおり、2年目の延長オプションがつけられている。


また、ジェノアはキエーヴォからMFケヴィン・コンスタンを獲得するようだ。1月にミランやインテルをはじめとするビッグクラブが関心を寄せた同選手は、DFフランチェスコ・アチェルビ、あるいはFWマッティア・デストロの共同保有権に700万ユーロ(約8億円)を加えた条件で、ジェノアへ移籍すると見られる。