自分の成長につながる20代のための辞書

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 比較【英:comparison】二つ以上のものを互いにくらべ合わせること。
 比較という言葉を辞書で調べるとこのような意味になる。学校の授業でも教わるのはここまでだろう。せっかく言葉を一つ覚えたのに、単純な意味だけではもったいないのではないだろうか?

 「他人と比較しない。昨日の自分と比較する。」
 他人と比較しながら人生を送ると、目つきが悪くなり、ギスギスした雰囲気を醸し出しているように見える。一方、他人と比較することの無意味さに気づき、自分の成長に焦点を合わせると目がやさしくなり、周囲を幸せにする雰囲気になる。比較とは他人とするものではなく、昨日今日の自分とするものだ。(p116、p117より)

 これは『学校で教わらなかった 20代の辞書』(千田琢哉/著、ぱる出版/刊)に載っている「比較」という言葉の説明だ。
 新たな言葉を知って、辞書に出てくる意味だけを知るのではなく、それを自分にとってプラスとなる解釈を行う。ただ意味を知っていて使っていた言葉は、もっと深く探求すれば新しい気づきになる、つまり、自分の成長につながるのだ。
 本書に掲載されている最後の単語は「ん?」だ。
 千田さんは、「気づく」ということは、何気ない現象を見て「ん?」と感じることであり、「ん?」の数で人生が決まると言う。

 本書には様々な言葉の意味と、千田さんの解釈が載っている。
 そして、本書の中の言葉だけではなく、何気なく使っている言葉、読んでいる本の中からでも「ん?」と感じることができるようになれば、その気づきが明日への原動力につながる。
 言葉から力をもらって、昨日の自分より成長していきたいものだ。
(新刊JP編集部/田中規裕)


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