本番で緊張しないための考え方

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 練習ではうまくいくのに本番になると緊張してしまう。そんな人は多いのではないでしょうか? 逆に練習では失敗ばかりなのに、本番になると力を発揮する人もいる。なぜなのでしょう。

 かつて、日本ブリタニカで完全歩合制の営業ウーマンとして、世界第2位の営業成績を達成した和田裕美さんは、本当は人見知りで、人と関わるのが苦手な性格なのだそう。しかし、本番になると人が変わったように饒舌になり、何千人もの聴衆を前にする講演をこなしています。
 どうして和田さんは本番に強いのでしょうか。和田さんの新刊『本番力 本番に強い人が必ずやっている26の習慣』(ポプラ社/刊)から、本番時の持ち方をご紹介します。

■「アガっている」ではなく「アゲている」と考える
 和田さんは今でも人前に立つとアガってしまうそうです。しかし、堂々とふるまえるのは、アガっていることをマイナスと捉えず、プラスに捉えているからだといいます。アガっている自分の見方を変え、自分の意志で自分自身を『アゲている』と思い込めば、自然と自分自身をコントロールできるようになるのです。

■「プレッシャーがあってよかった」と思う
 本番に弱い、という人のほとんどは「自分はプレッシャーに弱い」と考えているのではないでしょうか。しかし、プレッシャーがあるというのは、それだけ周囲から期待されているということ。プレッシャーには相手の期待に応えるチャンスがある、そう和田さんは考えます。そして期待に応えられたときにこそ、チャンスをつかむことができるのです。

■完璧主義を捨てる
 ミスが一切なく、完璧に終える。それは確かに理想です。しかし、そんなことはそうそうありません。何千回と人前に立ってきた和田さんも「これで完璧」と思えるときはないといいます。完璧を目指すのは良いことですが、完璧にできなかったからといって、それで終わりではありません。完璧でないからこそ、次の本番に向けて改善点を見つけ努力することができるのです。

 自分の欠点を克服して自分を変えるのではなく、本番の間だけ力を発揮すればいい。本番の間だけでも別人に変われるようになればいい、というのが和田さんの持論です。
 どうしても本番になると緊張してしまう人は、同じように苦しみながら「本番力」を身につけてきた和田さんの言葉に触れてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/田中規裕、金井元貴)



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