ユヴェントスのベッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は、アトレティコ・マドリーFWセルヒオ・アグエロやウディネーゼFWアレクシス・サンチェスの将来が決まるのを待つ一方で、ローマFWミルコ・ヴチニッチの獲得が難しいこともあり、レアル・マドリーFWゴンサロ・イグアインを狙っているようだ。イグアインの獲得には、レアルのジョゼ・モウリーニョ監督がそのパーソナリティーを評価しているMFフェリペ・メロが含まれるかもしれない。

また、スペイン『アス』によると、ユーヴェは同じレアルのMFラッサナ・ディアラの獲得にもこだわっているという。週末に再びビデオ会談が予定されており、マロッタGMは600万ユーロ(約6億8000万円)にF・メロを差し出すと見られている。だが、モウリーニョ監督はディアラの放出を望んでおらず、これが障害になるかもしれないそうだ。

一方、ポルトガル『ボラ』によれば、ユーヴェはポルトMFフェルナンドにも興味を寄せているという。だが、リヨンとの争奪戦を制する必要がある。フェルナンドの評価額は1500万ユーロ(約17億1000万円)とされている。

なお、ユーヴェは16日、MFミケーレ・パツィエンツァと3年契約を結んだことを発表している。

一方、ジェノアとミランは、17日にもMFステファン・エル・シャーラウィの移籍で合意に至るようだ。ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が、イタリア『ラジオ・ラジオ』に対し、「明日、我々はミランと会う。すべてがなるべくようになれば、合意にサインするだろう」とコメント。次のように続けた。

「過去50年間で、ジェノアが5年以上セリエAにとどまったことはない。私は継続性を考えなければいけないんだ。これがサポーターたちの夢に反することだとしても、私はサポーターではなく、ジェノアの会長なんだよ」

ミランはジェノアに650万ユーロ(約7億4000万円)の移籍金を支払い、MFアレクサンダル・メルケルも差し出すと見られる。