インテルのレオナルド監督がPSG(パリ・サンジェルマン)のSD(スポーツディレクター)になるのは、あとサインのみという状況のようだ。PSGの新オーナーたちは、すでにレオナルド監督を新SDとして組織に組み込んでいる。

PSGの広報部長は、『ガゼッタ』の記者に対し、「あとはレオナルドが返答する番だ。週末を越えてはいけない。あとはサインだけだ。だが、サッカーでは絶対ということはない」と語った。

なお、PSGはローマMFジェレミー・メネスの獲得に近づいているようだ。レオナルド監督が同選手のことを気に入っている。イタリア『ANSA通信』が、17日付フランス『フランス・フットボール』そう報じると伝えた。記事では、「ローマのポリバレントなMFは、契約満了を1年後に控え、クラブから移籍の了承を得ているようだ」となっている。

一方、インテルの新監督候補である元チリ代表監督のマルセロ・ビエルサ氏について、アルゼンチン『ナシオン』電子版は、「1カ月ちょっと前に、ビエルサはヨーロッパからの3つのオファーを断った。最後にネガティブな返答を受けったのが、インテルのマッシモ・モラッティ会長だ。彼はレオナルド監督の代わりとしてビエルサにコンタクトを取っていた」と報じている。

なお、パレルモ前監督のデリオ・ロッシは、イタリア『ラジオCRC』のインタビューで、「私がインテルの次期指揮官? それはモラッティ会長にすべき質問だ。インテルのような重要なチームとの話があるだけで、すでに誇りに思えることだね。もしも連絡があれば、もちろん『ノー』とは言わないだろう」と話している。