【随筆】「懸賞日記」を考える。

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懸賞との孤独な戦い!(画像:amazon.co.jp)
©なすび/日本テレビ放送網


今から約13年前、バラエティー番組「進ぬ!電波少年」内のコーナーで「人は懸賞だけで生きていけるか?」をテーマにした「電波少年的懸賞生活」が実施されていました。

※「電波少年的懸賞生活」はハガキによる雑誌懸賞等による応募のみで当選賞品総額100万円獲得を目指して生活するというかなり無謀な企画です。

事前に何も知らされないでオーディションが開催され、くじ引きによる抽選で白羽の矢が立ったのはお笑い芸人の「なすび」さん、とあるアパートに連行され、いきなり全裸にされ懸賞生活に挑戦することになります(全裸なのでTV放映するのに不適切な部分は「茄子(なすび)」のマークのボカシ処理が入っていました)。

困った「なすび」さん、とりあえずハガキで懸賞に応募することになります。最初は何も当選せず苦労しますが、ついに初当選(ファイバーゼリー)のさい、感動のあまり「なすび、当選の舞」を披露します。実際、食糧難に何度も見舞われますが(最初期のころはカンパンを支給されていたみたいです)、そのたびに持前の強運と根性で食料品(特に米)を当選させて、あるいはドッグフード(もちろん当選品)を食べたりして乗り切ります。その様子がTV放映され、正に日本中が「なすび」さんに注目していました(ちなみに1日限定でWEB中継もなされています)。

※1998年前後はまだインターネット普及したてのころで、日本中の人々は「なすび」さんの一日をWEB中継で見ることになります(もちろん全裸なのでWEB編集でボカシ処理もしてました)。

そんな懸賞との戦いの記録を「なすび」さんが日記形式でノートに書いていました。それが「懸賞日記」なのです。

私も当時「電波少年的懸賞生活」及び「懸賞日記」を見ていたのですが、「なすび」さんに憧れて私もインターネット等で懸賞にWEB応募することが多くなっています。しかしながら、当選賞品総額100万円到達はかなり遠い道のりです。はたして何年かかることやら…。


【ライター:清水サーシャ】


▼外部リンク
懸賞日記〈1〉 [単行本]

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