インテリジェンスの研究機関「HITO総合研究所」が震災後3カ月間の採用動向をまとめたレポートによると、同社の人材紹介サービスに対する4月以降の新規求人は前年と同じ水準まで回復していることがわかった。

 同社の「DODA人材紹介サービス」の震災前の新規求人数は前年を大きく上回る水準であったものの、震災や原発事故が企業経営に与えた衝撃を考えると、正社員採用への影響は限定的であることがうかがえる。

 震災直前の3月2週の新規求人数を100として業種別に比較すると、「電気・電子・機械・輸送機器」は5月3週目に107.3と上回り、5月4週目(125.5)、5月5週目(128.2)と順調に回復している。

 「素材・食品・その他」は5月2週目に142.0を記録した後、5月3週目以降も100を上回る水準を維持して前年を上回る求人が集まっている。

 「建設・不動産」は前年を下回る水準だが震災前の水準までは回復。「IT・通信・インターネット」は3月中に震災前の水準まで回復し、大型連休以降は新規求人数がさらに伸びている。

人材紹介大手3社 2010年度下期紹介人数27%増
専門分野の人材が不足、確保策の再検討が必要に
人材採用の専門誌が評価する「人材コンサルティング会社」

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