「運」と「ツキ」を味方につける方法

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 どんなことでも成果を出すためには普段の努力が欠かせません。
 しかし、努力以外の部分、つまり「運」や「ツキ」が味方となり、結果的にうまく行くこともあります。
 この「運」や「ツキ」は、自分ではコントロールできないものだと考えられていますが、『誰も教えてくれなかった運とツキの法則』(林野宏/著、致知出版社/刊)によると、これらには流れがあり、それを読むことで「運」や「ツキ」を味方にすることができるそうです。

■「運」や「ツキ」は本当に平等なのか?
 そもそも、「運」や「ツキ」は本当に平等で、自分では制御不能なものなのでしょうか。
 たとえば「ジャンケン」はどうでしょう。
 どうしても決まらない何かを不公平なく決める時に使われるように、ジャンケンの勝ち負けは運次第だと思われています。しかし、相手は生身の人間です。よく観察することで癖を見抜くことができれば、勝つ確率を上げることができるでしょう。
 このように、平等だと思われていることでも、よくよく見るとそうではなく、努力次第で有利に進めることのできる物事もあるのです。
 運やツキを味方につけるためには、運次第だと思われている物事から勝利の確率を上げる糸口を見つける観察力も必要なのです。

■「進取の気象」が運とツキをまねく
 これまでの自分の価値観にとらわれず、新しいものは常にチェックし、いいと思ったものは取り入れる準備をしておきましょう。
 これを怠ると感性が鈍っていきます。世の中は常に動いているということを自覚しておいた方がいいでしょう。

■真っ向勝負でしか、運とツキは呼べない
 ビジネスの本質は競争です。
日々新しいサービスや製品が開発され、世に出ますが、長く人々に愛されるものとそうでないものに分かれます。
本当の顧客や消費者のことを考え、彼らを満足させるための戦略を徹底的に考えたものは生き残り、安易なものは埋もれていくのです。
長く必要とされる商品を作っていくためには、目先の競争に負けても決してあきらめないことです。負けを教訓として最後に勝つための戦略を練ることができれば、運とツキは向こうから寄ってくると林野さんはいいます。

 歴史を振り返ったり、スポーツを観ると、その時々で運やツキを味方につけた者が勝利を収めていることがわかります。
 本書には、サイバーエージェント社長の藤田晋氏やGMOインターネットグループ代表・熊谷正寿氏など、ビジネス成功者たちからの絶賛のコメントが寄せられています。
 本書につづられている「運」や「ツキ」に対する考え方は、彼らのように大きな業績を残してきた人々が経験的に学んできたことと合致しているのかもしれませんね。
(新刊JP編集部/山田洋介)


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