韓国では、竹島(韓国名:独島)に、歴史的にゆかりがあるとされる異斯夫(イサブ)と安龍福(アン・ヨンボク)の名を付けた道路名と住所を定めた。韓国行政安全部の孟亨奎(メン・ヒョンギュ)長官が15日、竹島を訪問して道路名表紙板などの除幕式に出席した。

 韓国メディアによると、東側の島の道は「異斯夫道」、西側の島の道は「安龍福道」と名付けられたといいう。竹島にある灯台は「独島異斯夫道63番」に、警備隊の兵舎は「独島異斯夫道55番)、住民宿舎は「独島安龍福道3番」と、上記の道路名を使用した新住所ができた。

 道路名にある異斯夫は、今から1500年前の新羅時代の将軍で、于山国(現在の鬱陵島と独島)を征服し、新羅に朝貢させたとされる人物。一方、安龍福は朝鮮粛宗時代の漁師で、竹島が朝鮮の領土であったことを幕府に認めさせたとして、「英雄」とたたえられる人物だ。

 これに際し、韓国行政安全部の孟亨奎長官は竹島を訪問し、道路名や新住所などの表示板の除幕式に出席、「独島は確固たる韓国の領土、冷静かつ断固たる対応をしなければならない」と主張した。道路名の付与と住所変更の意味合いについて「独島がわが領土であることを強調する」と述べた。

 韓国メディアは15日、「独島に異斯夫の道と安龍福の道ができる」、「独島に新住所が誕生」などと大きく取り上げた。

 一方、枝野幸男官房長官は同日、韓国閣僚の竹島訪問に対して駐日韓国大使館を通じ、遺憾の意を表明した。

 韓国の閣僚による竹島の訪問は今年で3回目。5月25日に白喜英(ペク・ヒヨン)女性家族部の長官が、4月1日には教育科学技術部の李周浩(イ・ジュホ)長官が竹島を訪れるなど、閣僚による竹島訪問が頻発している。(編集担当:金志秀)



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