トランポリン廣田遥が引退報道に「とても残念に、悲しく思っています」。

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トランポリン女子で2004年のアテネ五輪、2008年の北京五輪に出場した廣田遥が、6月14日に一部スポーツ紙などに報じられた“引退”について、公式ブログで遺憾の意を表している。

15日に更新されたエントリー「ご報告」によると、廣田は20日に会見を開くことが決まっており、その際に「私の思いを伝えさせて頂く予定」だった。しかし、先に新聞での報道が出てしまい、「この記事内容は私の真意とは全く違っていて、私の取材もなく勝手な報道のされ方をしていて、とても残念に、そして悲しく思っています」と心情をつづっている。

そして、「20日に、私の本当の気持ちを皆様に聞いて頂きたいです」とのことだ。

14日付けの一部スポーツ紙は、廣田は5月に行われた世界選手権代表2次選考会で予選落ちしたことで、世界選手権への出場が困難となり、また、その先にある2012年ロンドン五輪への出場も厳しく、ケガの状態も良くないことなどから、引退すると伝えていた。

廣田は全日本選手権10連覇など輝かしい実績を残し、日本のトランポリン女子をけん引してきたトランポリン界のアイドル的な存在。アテネ五輪は7位入賞、北京五輪は12位だった。川合俊一が代表を務める芸能事務所ケイブロスに所属しており、バラエティ番組など、テレビにもしばしば出演している。