住江織物(株)、および(株)スミノエは、住友商事(株)とリファインバース(株)との4社で共同開発した、リサイクル原料比率を国内最高水準の再生材使用率最大77%まで高めた画期的な循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)シリーズ」を7月15日(金)に新発売する。総アイテム数は10マーク186アイテム。

「ECOSシリーズ」は、リニューアル現場など市場から回収(地域、メーカー問わず回収する)した使用済みタイルカーペットを、バッキング材の原料に再生して使用した循環型リサイクルカーペットで、回収および再資源化(リサイクルパウダー化)をリファインバースが手掛け、住江織物が過去最大級の設備投資によって住江奈良(株)の工場に導入した専用製造設備にてタイルカーペットを製造するというもの。住友商事は工場間の物流などを担い、販売はスミノエが行う。
住江織物と住友商事がリファインバースに出資するなど4社による約8年に及ぶ協力関係と研究開発により、再生材使用率はバッキング材単体で80%という従来品を大幅に上回る数値を達成、このバッキング材にパイル部分を含めた製品全体でも68〜77%という高い再生材使用率を実現した。ちなみに最大77%となるのが、パイルにペットボトル再生ポリエステル繊維「スミトロン」を使用したSG-300・400シリーズ。またCO2削減率についても、みずほ情報総研によるLCA評価で最大43%(同社従来品比)の削減率を達成した。こうした画期的製品でありながら、価格は従来品と据え置きとなる。

現在、使用済みタイルカーペットのほとんどが埋め立てられている状況にある。廃棄物削減と再利用化が求められている昨今、循環型リサイクルを実現する「ECOSシリーズ」への注目度は高まりそうだ。
なお住江織物では、2011年中にはすべてのタイルカーペットを「ECOSシリーズ」に切り替える予定。