韓国の高速鉄道(KTX)が13日、釜山の金井(クムジョン)トンネル内で10分ほど停車していたことが分かった。同国鉄道公社のコレールが発表したもので、信号機の異常が原因とみられる。金井トンネルでは今年だけでも3回目の急停止事故となる。韓国メディアが相次いで報じた。

 急停止となったのは午後4時にソウル駅を出発して釜山駅に向かっていたKTX145号列車、午後6時20分頃に釜山金井トンネルの信号機が誤作動を起こしたため急停車となった。10分後には問題がないことを確認して再出発、予定より10分ほど遅れて釜山駅に到着した。

 金井トンネルでは、2011年だけでも信号機の不調による緊急停止が3回あった。3月20日、釜山発ソウル行きのKTXがトンネルで20分ほど立ち往生した後、釜山駅に戻って別の車両で再出発、運行時間が1時間遅れた。4月4日にも、運行中のKTX内部の信号機に異常が発覚して緊急停車をして点検を行った。

 韓国メディアは、コレールの関連発表を元に「KTXがまた金井トンネルで止まった」「今年3回目、金井トンネルでKTX列車が異常で停車」などと、KTXの度重なる緊急停止事故を報道した。

 2009年2月に開通している金井トンネルはソウルと釜山を結ぶ京釜高速鉄道第2段階区間にあり、全長20.3キロメートルで韓国ではもっとも長い。(編集担当:金志秀)



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