2010年ベストセラー『断捨離』の第二弾は『俯瞰力』

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 今や、片付けのメソッドとして、広く知れ渡っている「断捨離」(だんしゃり)。この考え方は、片付けに留まらず様々な部分でも通じるとされ、広く受け入れられています。

 そんな「断捨離」の第二弾となる『新・生き方術 俯瞰力 続・断捨離』(マガジンハウス/刊)は、「断捨離」の提唱者であるやましたひでこさんが、断捨離で得られた「力」、つまり「俯瞰力」をテーマに執筆した一冊です。

 「俯瞰力」とは一体どうのようなものなのでしょうか。
 「断捨離」は、不必要なものの流入を断ち、ガラクタ同然のものを捨てることで、ものへの執着から離れる、という考え方のことです。
 しかし、これは端的に言えば、ものを「捨てる」ときのみにフォーカスされています。
 「断捨離」で得た考え方を使って、もう少し俯瞰的に世の中を見てみたとき、「そもそも過剰にものが作られていないか?」「入り口の『もったいない』を意識できるようにならないか?」と考えられるのではないでしょうか。

 やましたさんは「モノは、生産された時から、ゴミへ向かっていると言っても過言ではありません」(p96)と指摘し、ゴミに向かうまでの限られた時間の中で結ばれる、私たちとモノの縁は、どうせ結ぶご縁であれば、より豊かでありたいと願います。
 そんなとき、入り口の「もったいない」を意識し、必要なものを、必要なとき、必要なだけ意図的に使いこなすことができる「俯瞰力」が有効になるのです。

 本書は28万部を突破した『断捨離』の続編にあたります。
 「断捨離」を身につけた人は、より一段高いところから世の中を俯瞰する力を学んでみるのも良いのではないでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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