今、書店の平積みコーナーで目を引くのが「本屋大賞2011年第1位!!&100万部突破」と、ちょっとパンチの効いた帯をつけた本、『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉著/小学館)。発売は昨年9月で、今年4月に第8回本屋大賞を受賞してから売り上げが急増し、2011年上半期ベストセラー(オリコン発表)としても注目を集めている。

「図表入りの記事はこちら」
本書は、令嬢刑事の宝生麗子が抱える難事件を、毒舌執事の影山がサクっと解決していく短編のユーモアミステリー。軽いタッチで描かれていて、登場人物同士の会話もコミカルなので、
・小説っていうよりもコミック感覚でさくっと読めるからお勧めですよ
・ミステリーのあまり得意でないわたしも楽しく読めました
・ライトだけど、綿密にロジックが組み立てられていて構成も上手い
など、気軽に、テンポ良くミステリーを読めるところが人気の秘訣らしい。ミステリー食わず嫌いな人や、読書のニガテな人も「面白かった!」と評し、新たな読者層が広がっているのは間違いなさそう。一方、普段からミステリーを読み込んでいる人の中には、物足りなさを感じる人もちらほら。
・ミステリーっていうほどの謎もないし、謎解きってほどのトリックもないし
・内容が薄いような。。。もう少し読み応えのあるモノかと思いました
・謎を解いていくミステリーの持つ楽しみがそもそも描かれていない
残念ながら、本格的な読み応えのあるものを求める人には不完全燃焼に終わっているようだ。ただ、東川氏はユーモアと本格ミステリーの融合にこだわりを持っているようで、
・コミカルなミステリーを書かせたら東川篤哉は天下一品です
・私は赤川次郎氏みたく、ハマってしまってます
など、彼のこだわりに一目置くコメントもちらほら。日本でユーモアミステリーといえば赤川次郎の独壇場かと思っていたが、これからは東川氏の時代がやってくるのかもしれない。
ところでこの小説、書籍の他に小学館公式サイトで公開しているWEB朗読も話題になっている。宝生麗子役を竹達彩奈さん、毒舌執事の影山役を櫻井孝宏さん、ナレーションを三宅健太さんが担当していて、
・キャスト見たとき聞く前からぴったり!!と思いました
・影山役の櫻井孝宏さんがとてもよく合ってます。…シビれるわ(笑)
・櫻井さんはイメージ通りで、淡々とした喋りと毒舌っぷりがもうたまらなかったです
と、登場人物と声優のイメージがフィットしていると好評。すでに、書籍→WEBの流れで登場人物のキャラが立ち始めている東川氏の“謎解きは”ワールドには、
・ドラマ化されたらキャスト次第で楽しめそうww
・お嬢様は石原さとみで 執事は唐沢寿明かな?
・執事はミッチー、お嬢様は深キョンで決まりでしょ
など、ドラマ化を予想&期待するコメントも多数。令嬢刑事と毒舌執事コンビがお茶の間に登場する日も遠くなさそうで、これからも気になる作品だ。

(高宮真琴)

■その話題、ネゴトで話さない?「ネゴトーク」
「読書」について語ろう!

■関連記事
週プレの人気漫画がWEBに移動!?