面子を重んじる中国人に日本人がやりがちな失敗

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 長足の経済成長を続け、今最も勢いのある国といえば中国です。自然、私たち日本のビジネスパーソンと中国企業との接点も増えていきます。
 中国人とのコミュニケーションでキーワードのとなるのが「面子(めんつ)」です。これを理解していれば彼らといい関係を築けますし、理解していないと怒らせてしまう可能性もあります。
 今回は『知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子』(吉村章/著、総合法令出版/刊)より、ビジネスの現場で中国人とのコミュニケーションに役立つ「面子」について紹介します。 
 
■日本人の想像を超えている中国人の「面子」へのこだわり
 中国人が「面子」を重んじることはよく知られていますが、本書の著者である吉村章氏は、彼らの面子へのこだわりは日本人の想像を超えている、といいます。たとえば、お金に余裕がない人が友人を食事に誘う時でも、誘う側が食事代を負担しますし、時には借金をしてでも仲間に食事をごちそうすることもあるそうです。

■日本人がやってしまいがちな失敗
 日本人からしたら悪気なくやったことでも、中国人からしたら「面子」を潰されたと感じてしまう行為もあります。
 前述の食事を例に挙げると「割り勘」もそうです。先方が「ここは私が払います」と言っているのに「いや、それは申し訳ないので、割り勘にしましょう」などとやってしまうと、相手の面子を傷つけてしまう可能性があります。
 また、中国人の自宅に招かれて料理が出された時、それを残さず食べ切ってしまうこともNG。「客が食べ切れないほどたくさんの料理でもてなした」という相手の面子を潰してしまうからです。日本人が「出された料理は残すな」と教えられるのとはまるで反対なので、気をつけたいところです。

 『知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子』には、この他にも中国人とのコミュニケーションに欠かせない「面子」についてのエピソードが数多く掲載されています。
 外国人と仕事をする時、その国の人の気質を掴んでおくことはその仕事にとって有意義になります。彼らの性質を理解して、お互いにとっていい仕事をしたいものですね。
(新刊JP編集部/山田洋介)


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