怪物ロナウド、引退試合でゴールならずも“空砲”で最後の勇姿

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 2月に現役から引退したFWのロナウドが7日、ルーマニアとの親善試合にブラジル代表として出場し、引退の花道を飾った。

 ロナウドは30分に途中出場すると、35分には決定機を迎える。右サイドからのグラウンダーのクロスに反応し、シュートを放つが、目の前のGKに当ててしまい、得点を奪えず。さらに39分にはロビーニョのお膳立てからフリーな状態でシュートを放つが、ボールは大きく枠から外れ、観衆の笑いを誘った。ロナウド自身もハニカミながらロビーニョと抱擁。和やかな雰囲気をかもし出した。

 その後もロナウドはゴールを目指したが、前半終了とともに交代したため、引退試合での得点はならなかった。しかし、観衆からは大きな拍手が送られ、代表での最後のプレーを笑顔で終えている。

 なお、ブラジルはフレッジの得点でルーマニアを1−0で下し、ロナウドの引退に花を添えた。

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