PSP後継機「NGP」の正式名称は「PS Vita」、価格は24,980円から。

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ソニー・コンピュータエンタテインメントは6月6日、北米最大のゲーム展示会「E3(Electric Entertainment Expo)」開幕前日にカンファレンスを行い、これまでコードネーム「NGP(Next Generation Portable)」と呼ばれてきたPSP後継機の正式名称などの詳細を発表した。名称は「PlayStation Vita(PS Vita プレイステーション ヴィータ)」で、価格はWi-Fiモデルが24,980円(税込み/249USドル/249ユーロ)、3G/Wi-Fiモデルが29,980円(同/299USドル/299ユーロ)。発売は「年末から順次」としている。    

正式名称の「Vita」は、ラテン語で「Life」の意味。「エンタテインメントと現実の境界を越え、日々の生活そのものを遊びに変えていきたい」との想いを込めて、この名称に決定したという。

大きな特長は、本体前面のマルチタッチ対応ディスプレイと、本体背面のマルチタッチパッドを組み合わせることで、「触る・つかむ・なぞる・押し出す・引っ張る」といった立体的な感覚の操作ができること。また、アナログスティックを本体前面の左右に2つ搭載しており、さまざまな操作性を実現している。  

また、1月時点で発表した、ユーザー本人の位置情報をもとに、周辺の他ユーザーが今どのようなゲームを楽しんでいるのかといった情報を入手できる「near(ニア)」機能に加え、新開発のアプリ「Party(パーティ)」を搭載。ネットワークを通じて複数のユーザー同士で、ゲームの協力/対戦プレイの最中のみならず、別々のゲームをプレイしながらボイスチャットやテキストチャットを楽しめる。

スペックは静電容量方式のマルチタッチ対応5インチの有機ELディスプレイ(960×544)、背面にマルチタッチパッド、前面カメラ、背面カメラ、6軸検出システム(3軸ジャイロ・3軸加速度)、3軸電子コンパス機能、GPS内蔵(3G/Wi-Fi モデルのみ)、IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1+EDRなど。本体サイズは幅約182ミリ×高さ18.6ミリ×奥行き83.5ミリ。

なお、現在開発が進められているタイトルとしては、SCEから「GRAVITY DAZE」「リトルデビアンツ」「アンチャ―テッド」「みんなのGOLF NEXT」「リアリティファイター」「ハスラーキング」「モッドネーション」「ワイプアウト」「スターストライク」などの名前が明かされたほか、カンファレンスではカプコンが「ストリートファイター×鉄拳」の開発をスタートさせていることも発表された。

6月7日時点での「PS Vita」参入ゲームソフトウェアメーカーは、日本76社、北米20社、欧州57社。