漫画雑誌とコミックスでは同じシーンでもセリフが違う場合がある

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漫画雑誌とコミックス(単行本)では「絵の描き込み具合」が違うのをご存知ですか? 漫画雑誌ではさほど緻密じゃなかった絵が、コミックスではしっかりと描写されていることが多々あるのです。これは、漫画好きならば多くの人が知っている事実だと思います。

ですが、絵だけでなくセリフも別のものに変更されていることがあるのです。セリフが変わるとストーリーも変わるんじゃないの? と思ってしまいますが、「同じ意味を持つ別の言葉に変える」という変更なのでストーリーが変化することはほとんどありません。

では、どうしてセリフを変えるのでしょうか? 読者としては、漫画雑誌掲載時と同じセリフをコミックスで読みたいものですが……。セリフが変更される理由はいくつかあります。作者がこだわって「もっと良いセリフ」に変更したいと思ったときです。

でも、編集部が不適切だと思った表現を修正するため、セリフを変更しているケースがほとんどです。この件に関して非常に危機感を感じているのが、『ジョジョの奇妙な冒険』を執筆している荒木飛呂彦先生です。荒木先生は自身のコミックス内でセリフを変えられることに対して不満をコメントしています。

自分自身が信じて考えたセリフですから、それを編集部の意向として変更させられるのは嫌なのでしょう。納得できる変更であれば荒木先生も不満に思わないでしょうが、どうやら納得のいくものではなかったようです。あなたが読んでいる漫画も、漫画雑誌とコミックスとではセリフが違っているかもしれませんよ。

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