マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリが昨年6月8日、ナポリ郊外のスカンピア地区で、犯罪組織で最も権力を持つ人物のうち2人と一緒にいたと、イタリア軍警察が反マフィア管理局への報告書で明らかにしたという。イタリア『マッティーノ』が報じた。

これによると、「バロテッリは『ゴールデンゴール』受賞の際に、悪名高いスカンピア地区を訪れることを求め、同選手の要望を満たすべく、犯罪組織の人間が日々の密売の様子を見せた」という。さらに、バロテッリはその場にいた人たちとともに、この犯罪組織の人間たちと記念写真を撮ったとのことだ。

バロテッリの代理人であるミーノ・ライオラ氏は、軍警察の報告書に関して、次のように語った。

「肯定も否定もしない。それは、現実に事実がどうだったかを私が知らないからというだけだ。確かなのは、バロテッリが犯罪組織と一切関係ないということだよ。もしも、繰り返すがもしもだが、マリオがスカンピアに行ったとしたら、それは残念ながら有名になっている場所を見たかったからだ。彼は好奇心を満たしたかっただけだよ」

「もちろん、彼は一緒にいる人間が、警察が言っているような犯罪組織と関係ある人物たちだとは知らなかった。サッカー界の周辺には、多くの人たちがおり、誰がどんな関係かを常に知ることは不可能だ。いずれにしても、このバロテッリに関する話は、賭博捜査の件とは関係ない」

一方、バロテッリ本人も同日、「彼らが誰かなんてまったく知らなかった。あの日のナポリの路上では、オレの周りにたくさんの人がずっといたんだ」とコメント。バロテッリと電話で連絡を取ったという人物によると、同選手は「このニュースが家族に影響を及ぼしかねないこともあって、驚き、遺憾に思っている」そうだ。

またこの人物によると、バロテッリは「ナポリやスカンピア地区への訪問時に一緒だった友人に怒っている」とのこと。スカンピア近くへ行ったことについて、この人物は次のように述べている。

「映画『ゴモッラ』に出てきたスカンピア地区を近くで見たいという好奇心から生まれた考えだ。パレルモで生まれ、ブレッシァでずっと育ったマリオは、映画で描かれていることが実際に存在するなんて信じられないと思っていた。だが、だからといって、彼がカモッラ(犯罪組織)の人間と友人だと言うなんて…」