視聴率激戦区、日曜21時はどれを見る?

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先週、テレビ番組の視聴率でちょっと珍しい現象が起きた。日曜21時枠についての以下のデータをご覧いただきたい。

◆5月22日(日)21:00〜
 14.2% 行列のできる法律相談所
 18.8% 日曜劇場「JIN-仁-」
 15.6% ドラマチック・サンデー「マルモのおきて」
 14.5% 日曜洋画劇場「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

◆5月29日(日)21:00〜
 14.2% 行列のできる法律相談所
 18.8% 日曜劇場「JIN-仁-」
 15.6% ドラマチック・サンデー「マルモのおきて」
 14.7% 日曜洋画劇場「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド救出編」

(関東地区、ビデオリサーチ社調べ)

「日曜洋画劇場」が0.2%だけ上がった以外、5月22日と5月29日の視聴率の数字が全く一緒なのだ。

日曜の夜はおそらく在宅率が高いものなのだろうが、それにしても15%前後で4番組による視聴率争いとはハイレベルで熾烈。ちなみに先週放送された民放ドラマの視聴率1位が「JIN-仁-」で、2位が「マルモのおきて」。1位と2位が同じこの時間帯に放送されているのである。

視聴率が2週にわたり同じ数字なのは、視聴者の番組間の横移動が多くあった上で偶然そうなったと考えるより、ほとんど同じ人が翌週も同じ番組を見続けているからだと考える方が自然だろう。それだけこの4番組は視聴者を逃さない魅力ある内容だということになる。各番組の関係者は「この激戦区でなければもっと数字が取れているはずなのに…」と思っているに違いない。

ネット上でこの話題を取り上げるブログなどを拾い読みしてみると、視聴者もこの視聴率争いを楽しんでいる風にみえる。特に「JIN-仁-」のファンはこのドラマに対する思い入れが強いようで、一話ごとの視聴率の推移に一喜一憂するコメントがたくさん目についた。

録画して見る人を無視すれば、視聴率は最も端的にその番組の人気を表す指標となる。テレビ局関係者でもスポンサー関係者でもない一般視聴者にとって、自分の見ている番組の視聴率が高かろうが低かろうが直接的には何の関係もないが、自分の好きな番組の人気が高いと「なんだか嬉しい」という気持ちはよくわかる。

さて、今週日曜(6月5日)はどうなるのだろう。ドラマはともに重要な場面を迎え、「JIN-仁-」は野風が命がけの出産、「マルモのおきて」では双子の実母がついに現れる。「行列のできる法律相談所」は“貴理の24歳年下イケメン彼氏が登場”らしい。そして「日曜洋画劇場」は3週連続のパイレーツ・オブ・カリビアンである。週明けの視聴率発表が楽しみだ。


(マキカツ)