リヨンMFミシェウ・バストスは来季、イタリアでプレーすることになりそうだ。フランス『レキップ』が、同選手がユヴェントスかインテルへ移籍すると報じている。同紙によると、最初に動いたのはユヴェントスだが、バストスを高く評価するレオナルド監督の希望から、インテルが交渉に乗り出してきたという。

『レキップ』は、インテルが交渉を進めるのは、バストスがEUのパスポートを取得した場合に限ると報じた。フランスで5シーズンを過ごしたバストスは、すでに3カ月前にパスポート取得申請をしている。移籍金については、リヨンが1500万ユーロ(約17億6000万円)を求めているそうだ。リヨンは2009年、1800万ユーロでバストスを獲得している。

また、ローマFWミルコ・ヴチニッチには、ハリー・レドナップ監督率いるトッテナムが興味を抱いているそうだ。英紙『デイリー・ミラー』が報じている。これによると、ヴチニッチの評価額は1200万ポンド(約15億8000万円)とのことで、マンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せているかもしれないという。

トッテナムはヴチニッチの代わりに、エスパニョールFWパブロ・オスワルドにも注目しているそうだ。同選手の獲得には、フラムも1300万ポンド(約17億1000万円)を提示したとされている。なお『デイリー・メール』は、トッテナムがすでにMFウィルソン・パラシオスの後釜を考えているとも報じた。同選手はナポリ移籍に近づいており、トッテナムは早く交渉をまとめたがっているそうだ。

そのトッテナムは、2部降格が決まったウェスト・ハムのMFスコット・パーカーを狙っていると見られ、パラシオス売却を急ぐのはパーカー獲得に集中するためだという。ただし、トッテナムはウェスト・ハムが要求する1500万ポンド(約19億8000万円)が高すぎると見ているようだ。

なお、『デイリー・メール』は、パリ・サンジェルマンがマンUのFWディミタール・ベルバトフ獲得に向け、1300万ユーロ(約15億3000万円)を用意していると伝えた。ベルバトフとマンUの契約は2012年までとなっている。