6月9日に行われる第3回AKB48選抜総選挙を前に、5月25日、AKB48の21thシングル『Everyday、カチューシャ』が発売された。
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前田敦子が主演を務める映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の主題歌に起用された本楽曲は、昨年50万枚以上の売り上げを記録した『ポニーテールとシュシュ』に続く、元気でキュートな夏のポップソング。今回のナンバーについてブロガーたちは、
・サビのメロディーが最高ー♪永遠の夏休みにトリップ!
・PV超いい。水着がたまらん。も〜カワイすぎ〜
・なにげに切ない歌詞が大好き。昔好きだった子のことを思い出す
と、大絶賛のコメントをアップ。秋元康プロデューサーが得意とする、女の子の甘酸っぱい青春を描いた世界観に、多くのファンがノックアウトされたようだ。

さらに今回のシングルには「AKB48 22ndシングル 選抜総選挙」の投票用シリアルナンバーカードが封入されているとあって、ファンたちの購買意欲はますますヒートアップ。AKB48の全メンバーと研究生、SKE48、NMB48を加えた、総勢152人が参加するこの選挙は、投票結果の上位21人が、次回の楽曲を歌うことのできる「選抜メンバー」に、22〜40位までの19人が、そのカップリング曲のみを歌う「アンダーガールズ」に選ばれるという仕組み。現時点で発表されている「総選挙の速報」に対しても、
・現時点で大島優子が1位!最終的にあっちゃんとどっちが勝つかな〜
・俺のたかみなが何と4位…(涙)。柏木由紀も3位までキタ!
・『カチューシャ』の選抜26名には、少なからず頑張ってほしい
と、熱い視線が送られている。前回の総選挙では、不動の1位と思われた前田敦子がまさかの2位。その前田をおさえて1位となった大島優子との首位争いには、やはり今回も高い注目が集まっている様子。また、同性からも高い人気を誇る、ソロ活動も好調な板野友美や、名古屋・栄を中心に活動するAKBの姉妹グループ、SKE48のメンバーの今後の票数も気になるところだ。

しかしながら、中にはこんな声も。
・さすがにこの制度にももう飽きたかなー
・ていうか、普通に彼女たちが気の毒。みんな頑張ってんじゃん…
・あからさまな格付けは、見ていて気分のいいものじゃないよね
確かにこの選抜システムは、かなりシビアな世界。ファンの支持あってこそのアイドルという理論は分かるが、それぞれのメンバーの運命を票数だけで左右してしまうのは、若干やるせないような気も。
それでもやっぱり、こうした厳しい戦いを勝ち抜いて、華々しい活躍を遂げる彼女たちの笑顔は、無敵なのである。

(出羽恵実子/effect)

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