「昨日は、(ギョクハン・)インレルや(アレクシス・)サンチェスについてユヴェントスとの会談はなかった。メディアが報じていることは事実ではない」

ウディネーゼのファブリツィオ・ラリーニSD(スポーツディレクター)が、イタリア『ラジオ・マナ・マナ』に対し、ユヴェントス上層部との移籍交渉はなかったと主張している。

「いずれにしても、インレルにはユヴェントスを含め、複数クラブが関心を抱いている。ウディネーゼはナポリと合意に至っていたが、インテルが金銭的にナポリと合意していない。我々は状況を理解したいと思っているよ。現時点で何もまとまってはいない」

「サンチェス? インテルとのことは何も関係ない。混乱してはいけないよ。すべての重要なクラブが彼に関心を抱いている。普通のことだと思うね。(MFクワドゥオ・)アサモア? 彼は若く、大きな未来が待っている。我々には彼を手放すつもりはないよ。ミラン移籍どころか、ウーディネから動くことはない」

インテル、ユヴェントス、マンチェスター・シティ、そしてバルセロナが狙うサンチェス。チリ『フットボル』の中で、同選手は次のチームを「今は選んでいない」と述べつつ、FWリオネル・メッシとプレーする可能性に無関心ではないと語った。

「バルセロナはファンタスティックなクラブだ。自分はサッカー界で一定の評価を得たと思う。次は重要な勝利を手にしたい。それは一般的にビッグクラブで起きることだ。だから、ビッグクラブへの移籍を願うのは当然のことなんだよ。将来に何が起きるかは誰にも分からない」

一方、バルサはビジャレアルFWジュゼッペ・ロッシの獲得から遠ざかっているのかもしれない。スペイン『アス』は、同様な特長を持つ選手たちがすでにチームにいること、そしてビジャレアルの要求額が高いことから、バルサが交渉を緩めることにしたと報じている。

バルセロナもペップ・グアルディオラ監督もG・ロッシのことは気に入っているが、優先させるべきはほかの選手だということだ。その中には、サンチェスも含まれており、代役にはシャフタール・ドネツクFWウィリアンが挙がっているという。一方、アトレティコ・マドリーFWセルヒオ・アグエロのことは考えていないそうだ。