フランスのパリで全仏オープンテニス2011が開催されている。女子シングルスは6月2日までにベスト4が出揃い、準決勝戦では、第7シードのマリア・シャラポワ、第6シードの李娜が、フランチェスカ・スキアボーネとマリオン・バルトリが、それぞれ対戦する。

2年ぶりにベスト8以上に進出した妖精シャラポワだが、2回戦では思わぬ伏兵に足下をすくわれそうになった。追いつめたのは17歳のフランス人、キャロライン・ガルシアである。

ガルシアは第一セットを6-3で取り、結局逆転負けを喫したが、若さあふれる果敢なテニスでシャラポワに冷や汗をかかせた。

その実力もさることながら、ルックス的にも将来性十分な若手の活躍に、地元フランスの観客は熱狂。新たなスター誕生だとメディアも大盛り上がりだ。

今回はシャラポワの意地とプライドにより金星とはならなかったが、これから先、女子テニス界に旋風を巻き起こす可能性は十分。1993年生まれのニューヒロインの今後の成長に注目したい。

写真で追う!女性アスリート