30日、中国国営メディアは、北朝鮮の金正日総書記の訪中を追いかける日本メディアの記者たちの奮闘ぶりを紹介した。写真は中朝国境付近。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=51690">

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2011年5月30日、中国国営新華社通信は、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪中を追いかける日本メディアの記者たちの奮闘ぶりを紹介した。以下はその内容。

日中韓3カ国首脳会談の報道に日本メディアの注目が集中していた20日、彼らを驚愕させる出来事が起きた。その日、韓国の聯合ニュースが、金総書記を乗せた専用列車が吉林省図們市を通過したと伝えたのだ。日本の某テレビ局中国総局局長はすぐさま手元の仕事を放り出し、このニュースの報道を最優先任務とした。金総書記が立ち寄りそうな長春、ハルビン、上海、揚州に記者を派遣、韓国やバンコクからも緊急に応援を呼んだ。

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「とにかく毎回巨額の予算を費やしますよ。具体的な数字は言えませんが」と総局長。テレビ局は現場に駆けつけても映像が撮れなければ、無駄足を踏んだと同じことになるが、この局は幸い、揚州で金総書記がスーパーを視察する様子を撮影することに成功した。

昨年5月の訪中時には事前に情報をキャッチし、丹東駅でひたすら“張り込み”を行った。「来た!来た!」―。5月3日、金総書記を乗せた専用列車が丹東駅に入ってきた瞬間、記者は思わず叫び、夢中でシャッターを切った。画像はすぐに東京本社に送られた。この時、このテレビ局は世界で最も早く「金総書記訪中」のニュースを伝えたメディアとなった。

実はこの半年前から、彼らは早々に牡丹江の中朝国境大橋が見渡せるホテルに陣取り、24時間体制で監視を続けていた。だが、金総書記が中国入りする前日になり、宿泊客は全員ホテルから追い出される羽目に。それでも記者たちは諦めず、再び近くのホテルに部屋を取り、貴重な写真を撮ることに成功した。

この記者はテレビ局から表彰を受け、テレビ局も高い評価を受けた。金総書記が訪中するたび、日本の記者が“出世”する。わずか1枚の写真で一躍有名になるというケースも珍しくないようだ。(翻訳・編集/NN)

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