千原ジュニアが書き綴った“笑いの哲学書”

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 フジテレビ「すべらない話」で数々のすべらない話で笑いをとってきた千原ジュニアさんは、自室のトイレに置いてある1冊の黒いノートに日頃思いついた言葉を衝動的に、無意識に書き記しているという。
 そして、便所から生まれた面白いお話の数々が1冊の本にまとめられた。
 中には千原ジュニアさん自身、全然思い出せなかったメモ書きから、オリジナルで書いたお話も。それが『すなわち、便所は宇宙である』(扶桑社/刊)だ。

 白と黒。色の持つ意味は統一されてないと千原ジュニアさんはいう。
 「白星」「黒星」というように白はいい意味、黒は悪い意味で使われる。
 しかし選挙でダルマに「黒目」を入れるのは勝ち、いい意味だ。かといって白がいいとは言えない。「白旗」は白なのに負けを意味する。
 そうかと思えば、「犯人はクロ」「腹黒い」と黒が悪い意味でも使われる。
 白と黒の意味合いがジャンルによってバラバラだと指摘している。
 もちろんこの話にもオチをつけている。
 芸人という目線で千原ジュニアさんが、人や物事をどうとらえているか垣間見ることができる。

 本書は『週刊SPA!』連載分を大幅に加筆し、未収録分も加えた88本を収録。巻末には、連載中の「すなわち、便所は宇宙である」の大ファンだという水道橋博士さんと千原ジュニアさんの“連れション”対談も掲載。

 千原ジュニアさんは、普段の生活で見逃しているところをよく見て、考えている。そして必ずオチもつけてくる。思わずクスッと笑ってしまう1冊だ。
(新刊JP編集部/田中規裕)


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