「4年制の大卒者の2人に1人は、7年経っても不安定なフリーター」。韓国職業能力開発院が7年3ヶ月間にわたり国内大学卒業生3万6125人の就職経歴を追跡・調査した結果、韓国の厳しい現実が浮き彫りになった。

開発院が公開した「大学卒業生の労働市場安着過程と専攻別の差」という研究論文によると、4年制大学卒業生のうち、卒業して7年3ヶ月間『主な働き口』(3年以上の継続勤務)に就いた割合は43.4%で、半数にも満たないことが分かった。残りの56.6%は、主な働き口が無いいわゆる「高学歴フリーター」だという。

女性が『主な働き口』に就いている割合は31.6%で、男性の53.1%よりも低く、男女差は大きかった。専攻別で見ると、1番高かったのは工学系で(56.7%)、次いで医薬系(49.6%)、社会系(42.4%)、1番低かったのは司法系で(20.9%)だった。

韓国職業能力開発院の関係者は、「過去10年間、若者の未就業率は高い水準を維持し、非正規職や短期的な就職を繰り返すという問題が起きている。若者が長期的な経歴を形成できるようにしなければならない」と説明した。

韓国のネットユーザーらは「残念な話だ」「国全体が良くならないと…」「こんな状態で出産率を上げようとしても無理」「お金もなくどうやって子どもを育てるんだ」などのコメントを寄せた。


参照:大卒7年後も…2人に1人はフリーター - ソウル新聞
参照:大学卒業したところで…7年後2人に1人はフリーター - 京郷新聞

(文:林由美)

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