TARACEのドラマCD豪華声優陣にインタビューしてきた!

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果たしてどんな収録になったのか!

5月某日、月刊コミックアース・スターで好評連載中の異能者バトルコミック「TRACE」のボイスドラマのアフレコ収録が行われた。
出演キャストは宮野真守さん、高垣彩陽さん、遠藤綾さん、日野聡さんという今をときめく声優陣が揃った。
原作の「TRACE」はシリアスな作品であるが、今回の作品は主人公のユウ達の学園生活と「文化祭」をテーマにしたコメディテイストになっている。


【収録を終えての感想】
(神山ユウ役:宮野真守さん)
「今回、TRACEのドラマCDを演じるにあたり、原作を読ませていただいたり、キャラクターの説明とかをしていただいたんですけど。
とてもシリアスで、深い謎めいたストーリー構成が印象的な物語だなと思いました。
特殊な境遇にいるユウが、これからどういう生活をしていくのか、どういうことに巻き込まれていくのか、僕自身も凄く興味を持ちましたし、期待が持てる作品だなと思いながら、ドラマCDの脚本を読みましたらまったく違ったので、(声優陣一同笑う)、びっくりしました。 
外伝的なコミカルなもので作品に親しんでもらおうとの事ですので、まだ本編のシリアスな神山ユウを演じてはいませんが、
まずは、今回のコミカルな脚本を楽しませていただきました。」

(桐谷アカネ役:高垣彩陽さん)
「私も、原作と今回のドラマCDでは、作品の空気感に各々違った印象を受けました。原作でも、これから先こんな楽しい場面がたくさん見れたらいいなと思いながら、マイクに向かわせていただきました。
アカネは、男勝りで激情的で、感情の振り幅も激しく、口よりも手が先に出る女の子なのですが、今回は女の子らしい部分も垣間見えるエピソードだったので、かわいらしいなあと台本を見ながらニヤニヤしてしまいました(笑)。胸キュンなシーンもあります!どんなチューをするのかはドラマCDを聞いていただければ…。
ドラマCDはコミカルな内容ですが、原作と合わせて聞くと、作品の世界観にいっそう奥行を感じていただけるのではと思います」

(佐々木カンナ役:遠藤綾さん)
「録ってみて、原作自体がシリアスで女の人に対しても容赦のない作品なのですが、ドラマCDはコミカルな内容になってました。普通、本編があって番外編があるけど、今回は逆じゃないですか。
いずれ本編でもこんな振り幅が出てくるといいんですが。あと自分が演じたカンナ。このドラマCDはこのドラマCDで愉しめたらいいなと思っていたんですが、
いかんせん表情が変わらないという設定なので。ドラマCDでどの程度、声の芝居だけで変えてもいいのか、いやいや、変えちゃいけないのか。わりと振り幅はもっていいよと言われたんですけど、
他のキャラクターよりはたぶんそこそこ漫画に忠実です。
あと、なんでしょう。ドラマCDのストーリー自体が、コテコテというか、漫画本編がこんな感じなのに、流石番外編というか。聞いてて、とっても楽しかったです」

(原田タツヤ役:日野聡さん)
「僕も原作の方を読ませていただいて、(何故か笑う声優一同)・・・いやなんで笑ってんの、今マジメだったのに。・・やっぱり、皆さん仰っている通り、
ミステリアスですごく重厚で戦闘シーンなんかも迫力のあるものなんですが、今回のドラマCDの台本を読ませていただいて、ほう・・これまた重厚で迫力のあるコメディだなと感じましてですね。
本編のミステリアスなところや戦闘シーンを省いた、日常だけを抜き取ったような作品で、まあ、学園ラブコメディ的な内容になっていました。
私の演じた原田タツヤなんかは本編の方では、結構ユウに絡んでいく不良なところが多いのですが、今回のドラマCDでは結構ギャグ担当なんで、
本編のタツヤのイメージを5割、10割増しぐらい目いっぱい増して演じていますので。
初めて作品に触れる方にもとっつきやすい楽しんでもらえるキャラクターになっていますので、本編とドラマCDを比べて楽しんでいただければよいのではないかと想っております」

 インタビューの場は、和やかな雰囲気に包まれていた。

【ご自身が演じた各キャラクターについて】
(宮野真守さん)
「無口で寡黙なキャラクターなんですが、
今回のエピソードとしては、アカネに対する想いを露わにしていまして、とても高校生らしい、若さのある子なんだなと。色んな感情を抱いている多感な少年であるんだなと想いました。
今後シリアスな本編でも、そういうところが出てくるのではないでしょうか。本編とドラマCDはぜんぜん違うとはいいましたが、遠からずといいますか、
シリアスでもこういう日常はきっとあるだろうし、キャラクターの抱いている感情も延長線上にあるであろうものとして演じていました。キャラクター同士もとても仲良しですし、僕らもエピソードゼロのはずなのにこのメンバーでずっとやってきたようなチームワークで、とても楽しかったです。」

(高垣彩陽さん)

「アカネとユウは幼馴染のような関係で、アカネがユウに対して「あたしがなんとかしてあげるわ」という上からな態度。でもユウはアカネを静かに守っていて、お互いに守り合っているという関係がとても素敵だと思いました。
あと、先ほど宮野さんも仰っていたのですが、素敵なキャストの皆さんと共演できることが凄く嬉しくて、収録を楽しみにしていました。自分が尊敬する先輩と、役を通して友達として仲間として、マイクの前に並ぶことが出来て嬉しいです。」

(遠藤綾さん)
「印象・・、そうですね。設定上もありますように、とってもクールで事務的。なのに、彼女なりに言葉を返しているのが面白くて、
アカネをフォローしつつも事務的だったり、ナレーションで自分を推しているところがあって、ただの事務的なキャラクターじゃないなぁって感じられて、とっても面白かったです」

(日野聡さん)
「原田タツヤはですね。・・・そうですね、えっと、本編では結構不良な部分がフィーチャーされていまして、ユウくんをパシリにしていたりアカネに殴られたり、そんな一面がありつつも、
ユウを敵対視しているのはアカネが好きというのが隠れていまして、どうしても素直になれないタツヤなんですけども。今回のドラマCDではその素直になれない気持ちを10割り増しで演じさせていただきまして、
アカネへのアプローチが積極的になっています。本編では見せないんですが、それ対するアカネの拒絶も結構酷いんですけども、若干そういう本編とは違う、コミカルなところに重点的にされていますので、
本編をご存じの方は驚かないようにしていただきたいです」

 出演メンバーの息の合い方が作品の完成度を感じさせられる、そんなインタビューとなった。次は今回の作品が文化祭をテーマとしているということで、演者の方々の文化祭のエピソードがインタビューの題材となった。


【文化祭の想い出について】
(宮野真守さん)
「行事が大好きだったので色々やってまして、バンドやって映画つくってコントやってダンスやって……楽しかったです。
……あ、学園No1にも選んでいただいたんですが、ただ称号が僕の代から“看板男”になって、看板男の体育着を着せられていたのが若干恥ずかしかったですね」

(高垣彩陽さん)
「私は、女子校でミュージカル部に所属していたのですが、男役をやるスターの先輩がいて、ずっと憧れていました。文化祭のときは、一番上の先輩方は文化祭公演で卒業なさるので、この時期にどうにかして先輩と2ショット写真を撮ろうかと頑張っていました。先輩のカメラを預かった時、その先輩のカメラをみんなで撮影したり(笑)、青春してました!!」

(遠藤綾さん)
「えーっと、そうですね。本番当日より準備している方が好きでしたね。暗幕とかはってあって、昼間なのに暗くって、電気をつけてある雰囲気とか。装飾物が横においてあったりだとか。
そういう雰囲気が良かったですね」

(日野聡さん)
「うちの学校、体育祭と文化祭が毎年交互にあったんですけど。僕の居たときは一年の時が体育祭だったので、文化祭は一度だけしか。あと、体育祭も出なくていいっていう。
あの、文化祭の時に・・、僕も遠藤さんと同じで準備が好きで。あんまり表に出るよりも、裏で何かを作っている方が好きで。結構、あのお化け屋敷を作ったときに、
泊まっちゃいけないけど泊まっちゃったこともあったりしましたね」

【ファンの皆様に向けて】
(宮野真守さん)
「とっても雰囲気の良い現場で、楽しく収録ができたドラマCDですので、今回コミカルな要素の高いお話だったのが相乗効果を生んで面白い作品になっていると思います。
TRACEを知っている方も知らない方も楽しんでいただければなと、思っています」

(高垣彩陽さん)
「収録が楽しかったので、終ってしまうのが寂しいです。先ほども、原作との相違点のお話が出ましたが、このドラマCDから、“もしかしたらこういう一面もあるのかな“と、キャラクターの新たな一面や、広がりや奥行きを感じていただけけたらと思っています。もともと知っている方も、これからTRACEを知る方も好きになっていただけるようなドラマCDになっているかと思いますので、是非楽しんで聴いてください」

(遠藤綾さん)
「原作とドラマCDではカラーが違うんですが、ドラマCDから入ってもコミカルな話なので入りやすいかなと思いますし、キャラクターの一面も違うかなというのがありますし、
何も知らずに漫画から入るのとは違う意味で、愛情が芽生えながら漫画を見られると思うので、どちらから入っていただいても楽しめると思います。
また、シリアスな方のみんなの芝居も見て聴いてみたいなと思っています。是非そんな機会がくればいいなと思っていますので、皆様も応援していてください」

(日野聡さん)
「今回のドラマCDは日常をよりフィーチャーしてつくられていますので、タツヤなんかも皆を引っ掻き回すというポジションでもあったので本編以上に表現方法を膨らませてやってはいますので。
聴いてくださる皆様が笑って楽しんでもらえるような内容になっていますので、もともと原作ファンの方も、そして、これをきっかけに知った方も、皆さんが楽しんでいただけるような作品になっているのではないのかなっと思いますので、
今後ともドラマCDや原作をよろしくお願いします」

全体を通して、本来のシリアスな原作とはかけ離れたドラマとなっていて、TRACEファンの方にも新たな一面が楽しめる作品になっているようだ。
まだ原作を読んだことのない方もこれをきっかけに原作を読んでみると、より一層楽しめるのではないだろうか(原作第一話は現在、コミック アース・スターONLINEにて無料配信中)。

今回のドラマCDは6月10日発売の月刊コミックアース・スター7月号(税込価格500円)の付録として同梱される。
是非とも、実際にその耳でドラマCDを聴いてみていただきたいところだ。

ドラマCD書き下ろしイラスト
<キャプション>イラスト:雨松


(ライター/元弥きと)


▼外部リンク

コミック アース・スターONLINE
『TRACE』作品情報(コミック第一話無料配信中!)

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