マンチェスター・シティに緊張感が漂っている。今回は、FWマリオ・バロテッリは関係ない。クラブ首脳陣と問題を抱えているのは、ロベルト・マンチーニ監督だ。補強に関して、ギャリー・クック代表取締役やブライアン・マーウッド氏とやり合っているという。

プレミアリーグのビッグクラブ、そして何よりチャンピオンズリーグで争っていくために、マンチーニ監督としては、少なくとも4人の重要な選手(CB、右サイドハーフ、レジスタ、FW)が必要だそうだ。だが上層部は、ファイナンシャル・フェアプレーもあって、まず何人かの選手を売却し、それから補強を考えるべきだとしている。

そのため、両者の関係が悪化しているという。マンチーニ監督が23日、3万人のサポーターの前で、今シーズンの成功について、カルドーン・アル・ムバラク会長、オーナーのマンスール氏、スタッフ、選手たちに感謝したのに対し、クック氏とマーウッド氏の名前を出さなかったことも原因だ。

情報筋によれば、両者はマンチーニ監督のことを快く思わず、さらにバロテッリが日曜と月曜、マンチーニ監督の許可を受け、パーティーを欠席したことも良く思わなかったという。マンチーニ監督が許可を出したことは、同監督がバロテッリを優遇していると考えさせるものだ。

なお、ボルトンDFギャリー・ケイヒルやウディネーゼFWアレクシス・サンチェスのほかに、マンチーニ監督のリストに載っているとされるのは、アトレティコ・マドリーからの移籍を希望しているFWセルヒオ・アグエロである。

アグエロが移籍を望んでいることは、シティだけではなく、チェルシーやインテルも喜ばせている(なおチェルシーについては、FWディディエ・ドログバが1年間の契約延長に迫っているようだ)。また、英紙『デイリー・スター』によると、インテルはアーセナルDFアレックス・ソングにも関心を抱き、1500万ポンド(約20億円)のオファーを準備しているそうだ。アーセナルはその資金で、レアル・マドリーFWカリム・ベンゼマに近づこうとしているという。

ベンゼマの獲得には3500万ユーロ(約40億4000万円)が必要だが、スペインのメディアによると、同選手のアーセナル移籍は興味深い話だそうだ。FWエマヌエル・アデバヨールの完全移籍に関するレアルとシティの交渉がうまくいけば、なおさらだろう。