自殺した女子アナ、数日前にテレビでネタにされサイコ呼ばわりされていた

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韓国のMBCスポーツプラスなどに出演している人気女性アナウンサー、ソン・ジソンが自殺したことをめぐり、波紋が広がっている。「東亜日報」などによると、自殺が起きる数日前に放送された娯楽番組で、男性アナウンサーがソン・ジソンを「サイコ」などと侮辱していたことが分かった。

侮辱発言があったのは、KBS系列のケーブルテレビが運営する娯楽チャンネル「KBS JOY」の娯楽番組「芸能マガジンエンターテイナーズ」。ソン・ジソンは、プロ野球団選手イム・テフン(斗山ベアーズ)と熱愛のうわさがあったことから、20日放送された番組では2人の関係がネタになった。

番組司会者の男性アナウンサー、ソン・デヒョンは、ソン・ジソンの写真を指差しながら「俺は個人的にはこういった顔は好き。でも、女が男より7歳も年上なら、子どもを連れて遊んでいるようなものだな」などと発言した。また、熱愛騒動後にイム・テフンが2軍落ちしたことから、「イム・テフンは2軍に行ったじゃないか。(ソン・ジソンのせいで)疲れて」と述べた。

この回に出演したチョ・ソンヒも「執着、変態」「どっちかがサイコだね」と述べ、番組では不適切な発言が相次いだ。

ソン・ジソンは23日、自宅のマンション前で死亡しているのが見つかった。自身が住む19階から飛び降りたとみられている。イム・テフンとの交際はうまくいっていなかったようで、最近メディアに「1年前から交際している」と告白するも、イム・テフンにこれを全面否定されていた。また、このことからネット上で激しい批判を浴び、精神的に追いつめられていたという。

ソン・ジソンの自殺に、番組の侮辱発言が影響していたかは不明だが、放送後、視聴者からクレームが出ていた。侮辱発言をしたソン・デヒョンは24日、公式ホームページを通じて不適切な発言をしたことについて謝罪。該当番組の製作陣の全面交代と、該当コーナーの廃止、司会者の交代が決定したことも明らかにした。


参照:ソン・デヒョン、故ソン・ジソンアナウンサー侮辱発言で公式謝罪 - XPORTS
参照:放送人ソン・デヒョン「ソン・ジソンアナウンサー関連発言謝罪」 - 東亜日報

(文:林由美)

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